平成25年9月14日(土)整体法基本講座4日目まとめ
■温めるか?冷やすか?
どこかに痛みがある時温める方がよいか?冷やすのががよういか?とういことは、よく聞かれる。
衛生一般常識においては、急性期は冷やす。慢性期になたら温める。というのが常識になっている。
整体法の考え方jは、基本的に冷やすということを行わない。
打撲
急性期から温めるのがよい。入浴時にシャワーを少し熱めに出し2~3分温める。さらに湯船につかり痛む部位をさがす。痛む部位がみつかったらそこを中心に軽くマッサージする。
打撲の場合これを行うと直後から動きがよくなる。
注意:頭部の打撲に関しては温めてはいけない。1息4脈を確認する。脈が極端に少ない場合は要注意。頭部の打撲は外傷があればまだよいが、外傷がない場合は、頭の内部に衝撃がいっている可能性があるので要注意である。
捻挫
これも初期から温める方が経過が早い。初期の段階で打撲ほど痛みの軽減はないが、温める方が治りが早い。
骨折
複雑骨折、開放性骨折などは、整形外科にて整復しなければならない。治癒をまつしかないような骨折は、温める方がよい。
ぎっくり腰
これも初期から温めるのがよいが、温めると一端痛みが鋭くはっきりするのれを理解しなければ、びっくでそりしてしまうので、冷やしも、温めもしないという指導が無難である。
寝違い
蒸しタオルで温めると直後から動きがよくなる。
火傷
火傷に関しては、冷やさなければならない。
いずれの場合も動かせる範囲で少しずつ動かしながら経過させた方が予後がよい。
自分の身体で試してみると明らかに治癒の違いが分かる。人に進める前に自分の身体で試すのがよい。
■足
4本足で歩いていた動物が後ろの足で立ち上がり、前足を手として使い出すことによって人間の現在の形になっている。胴体も頭もそれによって現在の形になっている。
足の土踏まずも、背骨の生理的な湾曲も立っていない赤ちゃんには存在しない。立ち上がり歩いているうちにこれらが形成される。
各療法で骨盤の歪みが背骨の歪みの原因だ、いやいや股関節が大元である。等様々な考え方があるがそれらの歪みの原因が足首の関節異常であったりする場合も多い。
特に足首の異常を正すと治りにくい腰痛が治ったり、偏頭痛がでなくなたり、赤ちゃんができたりということが起きることがある。
よって足の問題を考える場合は、体全身に影響を与えていると考えなければならない。
■実技 足の調律点
大腿部外側3点
上2点は整腸効果がある。3点目は生殖器系と調整点である。
大腿部内側3点
リンパの異常時の調整点(足のむくみ、妊娠時のむくみにも有効)また、操法後の過大反応を押さえる場所でもある。左足は、泌尿器系と関係し排尿異常時に用いる。
大腿部後側3点
坐骨神経痛の痛みの調整時に用いる。(臀部、膝裏とともに)呼吸器系と関連する場所でもある。
下腿外側3点
足の疲労を調整する。腸のガスのを調整する。
下腿内側3点
生殖器系の調整に用いる。
下腿後側3点
ふくらはぎの痙攣、疲労を調整する。
膝裏
現在激しい生理痛時などの痛みを軽減させる。坐骨神経痛、膝の異常とも関連。それらに異常がないときは、押さないほうがいい場所である。
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