eringoの気まぐれ 時々 上の空 -125ページ目

にんまり

嘘偽り無く

その全てを

背景までも

心から想えたなら

はじめてそれは

愛なのだろう




ひさしぶりに動けないほどの満員電車に詰め込まれた

胸と背中に知らない人がぎゅぅっとくっついて

苦痛意外の苦痛以上の単語ってなんだったか考える

胸が苦しくなるのは

好きな人に抱きしめられたときと

振り回されたときだけでじゅうぶんだ


動けない

視界も固定されていて

目に入るのは

この密度の異常に高い動く箱と

規則的に並ぶ椅子を留めるネジだ

じっと見つめて思う

このネジをするすると

はたしていくつ外したなら

このひたすらに並ぶ椅子の
秩序を壊せるのだろう

考えてにんまりする


我ながら思考のベクトルが気持ち悪い


頭の剥げたネジに光が反射して

それはきれいできたなかった



今日は移動が多い日になりそうだ


温泉予約しなきゃだわ

年末だもの年末だもの

わー



ごはん食べ忘れた!

対岸

揺られていた

ゆらゆらゆらゆら

ぬるい波だった

揺られて

揺られて

もうどちらが岸だったかもわからなくなった頃

ひとりだった


夢だった

お風呂で寝たら

こんな夢

涙だか鼻水だかなんなんだか

手も足も顔もふやけて

映画を観るのをやめた



どこからかするりと入ってきた影が

たちまち均衡を奪うから

眠ってしまおうと思う



たちどころに人は


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肌荒れ放題

野菜不足!!

言わない美学

わたしもそう思うよ

敵のいないやつに味方なんかいない




傷つけてもいいよ

ただ

傷つけたことに気付けない人になってはいけない




仕方ないのだよ

まったく

ほんとに

そう思う


人なんて放っといたって傷つくものだから


まったく

ほんとに

そう思う


$eringoの気まぐれ 時々 上の空


あの蕾はもう

とうに開いたろう


$eringoの気まぐれ 時々 上の空


あの花はもう

とうに散ったろう










きみが笑う