少し長い引用ですが、読んで見てください

世界放浪徒然草のブログよりhttp://www.kentoitoh.com/blog

『モロッコへ 想定外のアフリカ入り』
スペイン・アルヘシラスからジブラルタル海峡を船で渡ってモロッコへ渡る朝。
青い街、シャウエンへ向かう。
細かいルートは相変わらず決めていない。
人に道を聞きながら、チケットオフィスに到着。
「タンジェ行きをお願いします。シャウエンに行くんだ。」
おじさんがフレンドリーに答える。
「シャウエンならタンジェよりもセウタに行った方が安くて早いよ。」
アフリカ大陸に渡って国境を越えた所にバスが出ているという。
おじさん「セウタ行きでいいかい?」
「分った!それで!ありがとう。」
フェリーに乗り込む。
離れていくヨーロッパを眺めながら、これから向かうアフリカに目をこらす。
到着して少し驚いた。
ここセウタはまだスペイン領だという。
ここからバスで国境を越えるらしい。
イスラム文化と西洋文化の折り合わされた、海沿いの美しい街だ。
また道行く人に尋ねながら、街を歩いてバスに乗り込む。
バスの中で近くの女性と話しているとこれから向かうシャウエン行きのバスはないと言う。
まだ分らない。
どちらにしても何とかなる。
バスで国境に到着。
ここから先はスペイン語もあまり通じなくなる。
今のうちに周りの人に聞いてみる。
「シャウエン行きのバスは国境を越えればあるよ。」
「ここにはバスはないよ。」
まっ二つ。
仕方がない。
とにかく国境を越えよう。
並んでいると、入国カードを持って前にいる男性が話しかけてくる。
30代の優しそうな男だ。
「ペンを貸してくれないか?」
「いいよ。」
記入してペンを返してくれる。
「ありがとう。助かったよ。」
彼ならきっと知ってる。
「国境を越えた所にシャウエン行きのバスがあるって聞いたんだけど、あるか知ってる?」
少し申し訳なさそうに答える。
「バスはないよ。タクシーで近くの街まで行かないと。」
やっぱりそうだ。
仕方がない。
「ありがとう。タクシーでいくらくらいか知ってる?」
彼は少し考えて答える。
「もし良かったら大きい街まで乗せていこうか?そこからバスでシャウエンに行けるよ。」
モロッコはそこまで危険ではないけれど、油断すべき土地ではない。
しかし、直感で解る。彼は信用出来る。
迷わず即答する。
「本当に?もし良ければ乗せてくれると嬉しいよ!ありがとう。」
国境を越えて、彼が車を取りにいく間、道端で待っている。
するとタクシーの運転手が声をかけてくる。
「どこに行くんだ?」
「シャウエンだよ」
「ここからはバスはないよ!タクシーで直行しろよ。8000円で行けるよ!」
やはり高い。
確実にぼったくって来ているけれど、それでも安くはない。
「今友達を待ってるんだ。ありがとう。」
彼が着て乗せてくれる。
車の中で色々な話をした。
ここ10年で一気に開発されて街の風景が変わった事。
街それぞれに家の色が決まっていて、他の色に塗る事はできない事。
途中でよったガソリンスタンドでは、給油ホースとノズルが外れてガソリンが床に漏れる。鉄の工具を使ってそのままねじ込んでまた使う。感覚が日本と全く違う。火花も静電気も気にしない。
大きなタンクの上にカモメの巣があって何のタンクか尋ねると、製乳工場だそうだ。
彼の仕事や家族の話もしてくれた。
一時間ほどのドライブでバス停に到着。
「元気でな!いい旅を!」
「本当にありがとう!助かったよ。」
日本の五円玉を渡してお礼を伝える。
「幸運のお守りだよ。」
このバス停からは目的地、シャウエンへのバスがすぐに出た。
切符は300円だった。
貧乏旅。資金的に本当に助かったのは事実。
しかし、何より彼の気持ちが本当に嬉しかった。
言葉もろくに話せない自分は圧倒的弱者。
それを当然のように助けてくれる。
人間とはどこに行っても本当にいいものだ。
初めて自分の話せる言葉がほとんど通じない国に行ったのは2年前、スペイン語圏のグアテマラだった。
当時は不安も恐れもあった。
その時も多くの人に助けられた。
今はスペイン語を学び、スペイン語が通じる所に来るとほっとする。
その変化がなんだか面白い。
スペイン語が話せたからこその出逢いがある。
本当に有り難い。
スペインから船に乗る時に最初の予定通り、タンジェに行っていればバスは確実にあった。
チケットオフィスのおじさんは違った情報をくれた。
それは日本から出ればよくある事で、悪意もない。
その情報を元に決めたのは自分。
全て自分のせい。
そして車で乗せていってくれる人が現れた。
捨てる神あれば、拾う神あり
関係性に助けられ
関係性の中で生かされて
関係性の中の一部として役割を果たす
全部お陰様だ。
事前に細かく調べればきっとより確実に色々な事ができる。
しかし、先進国でなければ不測の事態が起こりやすい。
そして不測の事態が起こりやすい土地ほど、人々は助け合う。
日本はなんでも確実で、その分あまり困らない。
その分、困っている人に気軽に声をかける事に比較的なれてない。
こうした出逢いで、不確実性の中を進んで行くのが、自分は気に入っている。
数十年前まではこれが旅の唯一の方法だった。
そして人生そのものも、そんなもんだと思う。
レールを敷いて、事前に決めて、良きも悪きも振り払って確実な道を行く。
それは悪い事ではないけれど、大きなリスクが二つある。
決まりきった事は面白くない事。
どんなに確実に見えても、思い通りに行かないときがあって、想定外の事が起きた時にその対処になれていない事。
腹をくくれば想定外こそが、人生の楽しみだ。
日本は本当は、どこよりも安全にそれを楽しむ事ができる国だ。
人や自然との関係性無しに、不確定の海の中で赤ん坊のように新しい世界に反応して生きるしかない自分の情けなさを受け入れて、それでもできる限りいいものを世界に還していきたい。
今回も、本当に感謝しかない。
ありがとうございました。
無事モロッコ到着!
=====以上引用終了=====

私達は、「なんでも確実で、その分あまり困らない国である日本に住んでいます」。
だから自分でレールを敷いて、事前に決めて、良きも悪きも振り払って確実な道を邁進してきました。でも、昨今は、全ての面において、確実な道がだんだん失われてきていると感じています。貴方は、いきなり想定外の事態に対処出来ますか?出来そうもないのであれば、今から何らかの準備をされたら如何でしょうか?
人生の終焉を考える時には、エンディングノートでそのきっかけ作りをしてみてください。

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「老老介護」初の5割超 13年高齢者 「する側」女性68%
東京新聞WEBより引用

在宅で介護を必要としている六十五歳以上のお年寄りのうち、六十五歳以上の家族が主に介護を担っている「老老介護」の割合が二〇一三年時点で51・2%と、〇一年の調査開始以来、初めて五割を超えた。厚生労働省が十五日に発表した国民生活基礎調査で分かった。

 介護が必要な人と担う人が六十五歳以上同士は前回一〇年調査より5・3ポイント増えた。七十五歳以上同士の老老介護も29%と前回より3・5ポイント増え、過去最高になった。

 六十五歳以上同士の老老介護で、介護をする側の68・1%は女性だった。厚労省は「高齢の妻に負担がかかっている可能性が高い」と分析している。

 高齢者のみか、高齢者と十八歳未満の未婚者が一緒に暮らす世帯は一〇年より百四十万七千世帯増の千百六十一万四千世帯に上り、過去最多。全世帯の23・2%を占めている。厚労省は「高齢世帯が拡大する中、老老介護は当面減らない」と予測している。

 国民生活基礎調査は一九八六年から、世帯数や所得などの推移を調べる目的で毎年実施。一三年は三年ごとの大規模調査の年に当たる。

 介護については、介護保険制度が始まった〇〇年以降、三年ごとに集計している。一三年六月、心身の症状が重い要介護やより軽い要支援の認定を受け自宅で暮らす七千二百七十人を対象に実施し、六千四百六十三人から回答を得た。
=====引用終了=====

日本は超高齢化社会が近づいて来ている事を証明してくれた様な調査結果が出て来ました。平日仕事で都バスに乗るとお年寄りの方々が、一杯です。これからの日本はこの問題をどのように対処するのか?真剣に考える時が来たようです。

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