「思うような反応が返ってこない…」その引っかかり
子どもたちに声をかけたとき、こちらがイメージしていた返事が返ってこない。
助けたい、支えたいと思っているのに、そっけない一言や沈黙で返される。
そんな「うまくかみ合わない感じ」を覚えたことはありませんか。
そこで一度見つめてみたいのが、
返ってくる反応は、こちらの“問い(声かけ)”の質そのもの
という視点です。
「なんで?」は本音が出てこない
子どもに対して、つい口から出てしまう「なんで?」という問い。
「なんでこうしたの?」
「なんで行きたくないの?」
責めているつもりがなくても、この問いは
ほぼ確実に“いいわけ” を引き出します。
「忘れてて…」
「時間がなくて…」
「別に…」
これは“本音”ではなく、“身を守るための言葉”です。
問いの形だけで、子どもの心は無意識に守りに入ってしまうのです。
なんで?は本音が出てこない
保護者の方から、よくこんな相談を受けます。
「なんで学校に行きたくないの?って聞いても、何も話してくれなくて…」
そして、
「友だち関係かな?」
「勉強がしんどいのかな?」
「朝が苦手なのかな?」
と、保護者なりに理由を並べてくださるのですが、
どれも決定打ではなく、本音には触れられないままです。
その姿を見るたびに、
“なんで?”は本音ではなく“言いやすい理由”を引き出してしまう
という現実を感じます。
問いが変わると本音が見える
同じ子どもでも、問いを変えるだけで返ってくる言葉が変わります。
「どのようにしたら学校に行けそう?」
「何があったら行ける?」
「逆に、何がなかったら行ける?」
こう聞いてみると、
子どもの心は“守るモード”から“考えていいモード”へやわらかく切り替わります。
すると返ってくるのは、
アイデアや小さな解決策 です。
本音が見える問いに出会えると
実際に子どもと向き合う中で、こんな言葉が出てきます。
「実は、朝教室に入るのがしんどい」
「友だちと顔を合わせる前に落ち着ける場所がほしい」
「保健室からなら入れる気がする」
「先生にひと声かけてもらえたら行けるかも」
さっきまで言葉が出てこなかった子が、
問いを変えただけで、自分の中にある答えをスルッと出し始める。
そんな瞬間があります。
子どもは“話したくない”わけではありません。
話せる問いに出会えていなかっただけ。
そんなふうに感じる場面がたくさんあります。
自分への問いも同じしくみで動く
この“問いの力”は、子どもにだけ働くものではありません。
自分自身にも、同じように影響します。
「なんで私はできないんだろう…」
そんな問いは“できない理由探し”に向かってしまい、心は重くなります。
でも、
「どのようにしたら今日は少し楽にできる?」
「どのようにしたら、一歩だけ動ける?」
と問いかけを変えると、
“今できること”に目が向きやすくなります。
問いが変わるだけで行動の方向がすこし変わります。
大きな変化ではなくても、
“ちょっとだけ動ける方向”が見えるかどうか。
その方向転換を、問いはそっとつくってくれます。
今日の問いかけ
・最近、子どもについ口にした「なんで?」はどんな場面でしたか?
・その声かけを「どのようにしたら?」に変えるとしたら、どんな言葉になりそうですか?
・その問いに対して、子どもはどんな小さなアイデアを返してくれそうですか?
今日できる小さな一歩
今日どこかで一度だけ、
「なんで?」を「どのようにしたら?」に置き換えてみる と試してみてください。
返ってくる言葉の質が、そっと変わる瞬間があるはずです。
昨日のサスケさん💕
初雪❄️うれしいね☃️
かわいい💕



















