『スタンド・バイ・ミー』
■この映画を観たのは1990年の夏休み、小学5年の時だった。
■あの少年たちが焚き火をするシーンは今でも好きだ。「ミルク代を盗ったのは僕ではないのに、先生は僕のせいにした。なんで勝手にそう決めつけるのか」。たしかそんな台詞だったと思う。
■軽はずみな決めつけ。言葉は言ったほうよりも言われたほうが傷つくことをぼくはこの映画で知った。
■小説家となった主人公が回想し終える直前、つまり少年たちが街へと帰ってきた時の場面はリアルだ。いつもの街なのに何か違って見えてしまう。冒険に出る前と出た後の差は、子どもの時間軸が大人とはグっと違うことを表現していたように思う。
■…芥川龍之介の『トロッコ』の主人公の少年には1人だったから山奥へ突き進む勇気が無かったリアルがあるし、『スタンド・バイ・ミー』の少年たちが見せた冒険心にはグループならではの勇気があった。
■形は違うにせよ、この誰もが一度は味わったことのあるこういった冒険心は大切だと思う。酒も煙草も今では覚えた仲間との再会の場では、隔てられていたはずの時間もいつの間にか消えていくしね。
■ちなみに、この映画のタイトルである“Stand by me”の意味を知ったのは、ずっとあとのことだった。
■あの少年たちが焚き火をするシーンは今でも好きだ。「ミルク代を盗ったのは僕ではないのに、先生は僕のせいにした。なんで勝手にそう決めつけるのか」。たしかそんな台詞だったと思う。
■軽はずみな決めつけ。言葉は言ったほうよりも言われたほうが傷つくことをぼくはこの映画で知った。
■小説家となった主人公が回想し終える直前、つまり少年たちが街へと帰ってきた時の場面はリアルだ。いつもの街なのに何か違って見えてしまう。冒険に出る前と出た後の差は、子どもの時間軸が大人とはグっと違うことを表現していたように思う。
■…芥川龍之介の『トロッコ』の主人公の少年には1人だったから山奥へ突き進む勇気が無かったリアルがあるし、『スタンド・バイ・ミー』の少年たちが見せた冒険心にはグループならではの勇気があった。
■形は違うにせよ、この誰もが一度は味わったことのあるこういった冒険心は大切だと思う。酒も煙草も今では覚えた仲間との再会の場では、隔てられていたはずの時間もいつの間にか消えていくしね。
■ちなみに、この映画のタイトルである“Stand by me”の意味を知ったのは、ずっとあとのことだった。
バグダッドへ
■あまり興味を持っていると、何もできない自分が嫌なので今回の戦争については、何も考えずにニュースをただ傍観していました。すると、気づいたことは何だか91年の時よりも情報量と中継技術は誰もが認めるものになったのに、真実が何なのかよくわからないということ。
■「あれは何だったのか」といった文句で、「のちに」考えなくてはならない現状にはげんなりしてます。だって亡くなってる人がいるんだよ!?
■今回の空爆以外でこの世を去った人は、もちろんフランスにも日本にもアメリカにもギニアにもいたはずだ。でも、伝えられる戦争の情報量が空爆以外で亡くなった人を凌駕しているから困った。
■色々考えてみてはいるけども…。「戦争反対」「世界平和」と言う人に問いたいのは、冷戦が終わってから難民が世界規模で増殖しているのはなぜ? 戦争しているほうが難民が減るってことと「戦争反対」「世界平和」を訴える人との矛盾は何? だからと言って、戦争しろって言いたいわけでもない。
■今のぼくには意見できません。日本そのものが主体性を失っていることが根底にはあるんだけど、バグダッドの女の子が泣きながら母親にしがみつく映像を見ると、さすがに心が痛む。何でこうなったのかとか考えるけど、材料となる情報の真偽が掴めないからよくわからない。あの女の子を助けてあげたいとは思うけど「じゃぁ、おまえはバグダッドに行くのか」って言われたら行かない。明日も会社に行く。
■でも、何となく予想できるのが、こういうことって核心は意外にシンプルだったりするってこと。難しくしているのが周りの人であって。
■「あれは何だったのか」といった文句で、「のちに」考えなくてはならない現状にはげんなりしてます。だって亡くなってる人がいるんだよ!?
■今回の空爆以外でこの世を去った人は、もちろんフランスにも日本にもアメリカにもギニアにもいたはずだ。でも、伝えられる戦争の情報量が空爆以外で亡くなった人を凌駕しているから困った。
■色々考えてみてはいるけども…。「戦争反対」「世界平和」と言う人に問いたいのは、冷戦が終わってから難民が世界規模で増殖しているのはなぜ? 戦争しているほうが難民が減るってことと「戦争反対」「世界平和」を訴える人との矛盾は何? だからと言って、戦争しろって言いたいわけでもない。
■今のぼくには意見できません。日本そのものが主体性を失っていることが根底にはあるんだけど、バグダッドの女の子が泣きながら母親にしがみつく映像を見ると、さすがに心が痛む。何でこうなったのかとか考えるけど、材料となる情報の真偽が掴めないからよくわからない。あの女の子を助けてあげたいとは思うけど「じゃぁ、おまえはバグダッドに行くのか」って言われたら行かない。明日も会社に行く。
■でも、何となく予想できるのが、こういうことって核心は意外にシンプルだったりするってこと。難しくしているのが周りの人であって。
ゴールキーパーを理解する
■モンテディオ山形が勝てない。
■昨日の川崎戦は1-5というスコアでの大敗だった。まぁ、相手が先日ここに「J2のジュビロ」と書いたフロンターレだっただけに…。ぼくは「下手すると大敗もありうる」と言いたくもないセリフを吹聴していた。そこで、5試合で13失点を喫している山形のGK、ぼくと同い年の桜井が気がかりである。
■さて、GKというのは損な役回りである。サッカーの名場面集では大体GKが点を決められている。3回のセーブよりも1回の失点を責められる。暗くて寡黙な選手ばかりが育つのは当然だ。
■このことをGKにインタビューする際、ぼくはたいてい伝えている。「損なことばかりっスよねぇ?」と。すると寡黙なGKに苦笑いする瞬間が訪れる。
■一言だけ言っておく。サッカーのゲームにおいてGKがボールに触れる機会は「足が70%、手が30%」だ。セーブは下手だが、勢いのいい飛び出しでキック処理できるGKのほうが現代サッカーでは評価される。その意味で、失点数だけで桜井を叱責するのはどうかとぼく思っている。
■2002年のW杯。優勝したブラジルについて「やっぱり個人技のサッカーが世界一だった」と言うのは違うと思う。得点王になったロナウドは全試合トータルで10分もボールに触っていなかったのだから。
■昨日の川崎戦は1-5というスコアでの大敗だった。まぁ、相手が先日ここに「J2のジュビロ」と書いたフロンターレだっただけに…。ぼくは「下手すると大敗もありうる」と言いたくもないセリフを吹聴していた。そこで、5試合で13失点を喫している山形のGK、ぼくと同い年の桜井が気がかりである。
■さて、GKというのは損な役回りである。サッカーの名場面集では大体GKが点を決められている。3回のセーブよりも1回の失点を責められる。暗くて寡黙な選手ばかりが育つのは当然だ。
■このことをGKにインタビューする際、ぼくはたいてい伝えている。「損なことばかりっスよねぇ?」と。すると寡黙なGKに苦笑いする瞬間が訪れる。
■一言だけ言っておく。サッカーのゲームにおいてGKがボールに触れる機会は「足が70%、手が30%」だ。セーブは下手だが、勢いのいい飛び出しでキック処理できるGKのほうが現代サッカーでは評価される。その意味で、失点数だけで桜井を叱責するのはどうかとぼく思っている。
■2002年のW杯。優勝したブラジルについて「やっぱり個人技のサッカーが世界一だった」と言うのは違うと思う。得点王になったロナウドは全試合トータルで10分もボールに触っていなかったのだから。