☆Birth☆ | 元気だったらいいじゃない!

元気だったらいいじゃない!

先天性横隔膜ヘルニア・新生児糖尿病で生まれた3男☆
出生当日の手術・生まれてすぐからのインスリン注射を乗り越え、生後7ヶ月でインスリン注射を離脱!!1日3回の内服で自分のインスリンが分泌できるようになりました☆

1年前今日

平成22年2月22日クローバー月曜日クローバー


晟也が生まれた日ニコニコキラキラ


2日前に横隔膜ヘルニアと診断され、NICUのある病院へ救急搬送。

幸いにもウテメリンの点滴が効果抜群で、5分間隔まできていた陣痛は、ほとんど無くなり、予定の月曜日マデお腹に居てくれたニコニコ

3人目にして初めての陣痛抑制剤(ウテメリン)
噂には聞いていたケド、動悸・手の震えが酷かったダウン
それでも、産まれてしまう恐怖・先が見えない不安の方が大きくて、点滴が効いてくれている事がただ単に嬉しかった。


手術は全身麻酔の帝王切開。
お腹の中の晟也も私と一緒に麻酔で眠らせる為…

麻酔で産声も聞けなかったし、記憶には残ってはいないケド
9時55分 2258gで誕生キラキラ

39週なのに小さかったね。

子宮内胎児発育遅延(IUGR)って言うんだよね。

定期検診を受けていた病院でも、出産予定だった病院でも『小さいケド問題ない』って言われて、発育遅延の言葉は言われなかった。

救急搬送されてエコーしてくれた先生達に『お腹小さいね~』『IUGRだね~』って言われて初めて知った。


晟也は新生児糖尿病のせいで大きくなれなかったんだよね。


2258gの小さな体で誕生した晟也

産まれてすぐに人口呼吸器をつけられた。

私は全身麻酔だったので、晟也に会う事は出来なかったケド、パパと義両親は手術室から一旦NICUへ向かう晟也を見る事ができた。

その後、NICUの婦長サンが、手術の前にもう一度晟也にNICUで会わせてもらえるようにしてくれて、パパだけ保育器に入ってる晟也に会って触る事が出来た。

もしかしたら手術に入ってそのまま会えなくなる可能性もあるから…という意味もあったらしい。

すぐに手術できる状態かどうか、産まれてみないとわからないと言われていたケド、その日の午後に無事手術をする事が出来た。


横隔膜の穴から小腸が肺の方へと入り込み、肺を圧迫し、さらに心臓も右に寄っていた。
でも、横隔膜の穴が2.5センチ程と比較的小さかった事もあり、腸を元の位置に戻して、穴を縫い合わせたダケで済んだ。
腸に圧迫されていた左の肺も、術後すぐは少し小さい状態だったケド、成長とともに大きくなって、日常生活には問題ないだろうと言われた。

晟也の手術前後の事は、まだ麻酔が残っていてボーっとしていて、記憶があまりないんだケド、手術後の説明を受けて私の病室に戻ってきたパパが、両手にブイサインチョキチョキをしていたのが、今でも記憶にしっかり残ってるニコニコ



余談だケド、
晟也が手術中、パパ達はオペ室の前で待機していたらしいのだケド、その途中で先生が慌ててオペ室から出てきたので、パパは晟也に何かあったのかとかなり焦ったみたいあせる
そしたら、腸を戻したり横隔膜を縫ったりの過程で、晟也の虫垂(盲腸)が邪魔になるので、切除してもいいか!?って承諾をとりに来たらしい。
そんな訳で、晟也は虫垂を切除されてしまったので、今後虫垂炎になる可能性だけはゼロです(笑)



手術が無事に終わっても、私は帝王切開だったので、次の日の午後まで晟也に会いに行く事は出来ずダウン

1年前の今日は、まだ晟也には出会えてないんだねあせる

まぁ、手術が無事に終わっても、あらたに新生児糖尿病が発覚しちゃって、入院が長引く事にはなったケド…

なかなか濃い1年だったね得意げ

でも視野も広がったなぁ~ひらめき電球

今までしらなかった分野の勉強したり、制度を知ったり…
世の中にはまだまだ知らない病気も沢山あるんだなぁと驚きの1年でもあった。
この1年で沢山のマイミクさんと知り合いになって、励まされたり勉強させてもらったり。

病気である事は決して嬉しい事じゃない。
でも、病気だったからこそ出会えた人が沢山いる。
考えさせられた事も沢山ある。

ありがとう。

産まれてきてくれた事に感謝。

新しい出会いに感謝。




晟也ドキドキHappy Birthdayドキドキ