しかし、ミネラルへの正しい知識がないと、ミネラルウォーターが原因で健康を損ねてしまうことがあるのです。
ミネラルは、カルシウムやマグネシウム等、人間が生きていく上で欠かせないものです。それを補給できるミネラルウォーター、特に硬水のものは身体に良い様に見えます。しかし、ミネラルには活性型と不活性型があり、人体は不活性型のミネラルを利用できません。そして、水道、天然問わず、全ての水には、不活性型のミネラルしかないのです。
「天然なら身体に良いんじゃないの!?」
と“天然”、“自然”の名のつくものに健康的なイメージを持っている方は多いと思います。しかし、自然界には毒を持った生物がいますし、地震や台風等の天災もあります。自然界の全てが人間にとって良いものとは言えないのです。
では、不活性型のミネラルを摂るとどうなるのか?答えはかなり恐ろしいものでした。
飲んだ水分が肝臓に運ばれると、その中のミネラルや化学物質は肝臓に分解され、血液中に運ばれるか、貯蔵物質として蓄えられます。しかし、肝臓には運ばれてくる物質が、活性型か不活性型か、身体に良いか悪いかを判断する能力は無いのです。
この取り込まれた不活性型ミネラルは、静脈、動脈、筋肉、関節にたまります。その大半は血液、リンパ液、水分によって回収され、排出されるのですが、排出されなかったミネラルは、長い年月をかけて蓄積していきます。
それにより、筋肉や関節が痛んだり、血管が詰まって心臓発作を起こしてしまうことがあるのです。これらがすぐにではなく、長期にわたって蓄積して起こるのが厄介で、現状把握がしづらい。笑えない事態ですね。
市販のミネラルウォーターには、ろ過されているものもあります。これなら大丈夫!・・・と思いきや、大丈夫ではありませんでした。水に溶け込んでいるミネラルは、非常に小さく、ろ過のフィルターも通過してしまうというのです。ろ過されているミネラルウォーターのラベルの栄養表示を見ると、ちゃんとミネラルが含まれていました・・・。
ろ過でも太刀打ちできない不活性型ミネラルの脅威。だからと言って、水を飲まない訳にはいきません。なら諦めるしかない?いいえ、本書には、ちゃんと対策が書かれています。次回はその安全な水をピックアップしていきます。
