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自分が読んだ本の感想や、見所を書いていきます。本の最初から最後の部分まで書いていくので、多少のネタバレはご容赦下さい。

    『ナポレオン・ヒルの成功哲学』、『マーフィーの法則』。社会人なら聞いたことがある人は多いと思います。成功するには、まず成功した自分をイメージする。いわゆる“意識高い系”の人達にはお馴染みのものです。

    更に言うと、イメージはビジネスやスポーツだけでなく、健康や医療においても重要なものなのです。

    例えば、がん療法の1つに、「イメージ療法」というのがあります。体内のナチュラルキラー細胞が、がん細胞を攻撃しているところをイメージする。完治した元気になった自分をイメージする。そうするだけで、身体は完治の方向へ向かうのです。これは、医学的にも証明されており、これでがんを克服した人は何人もいます。

    しかし、その逆もあります。 
「がんになったらどうしよう・・・・」
「もう歳だしなぁ・・」

    そんな恐怖や不安に心を支配されるのは危険です。“病は気から”という言葉は本当なのです。
「スゲェ気だな。オラ、ワクワクすっぞ!」
の“気”ではありません(笑)。気構えの事です。

    恐怖や不安等の不快な感情になると、副腎からアドレナリンというホルモンが分泌されます。アドレナリンは、毒蛇の3倍以上の猛毒と言われており、本書では核弾頭の威力すら霞むと書かれています。不快感を感じると、呼吸が詰まり、血流も悪くなってしまいます。

    肉食が危険な理由もこのアドレナリンにあります。食肉にされる家畜は、自分の運命を悟っています。家畜もバカではありません。
これから自分はこいつらに殺される。皮を剥がれ、肉を切り裂かれ、骨をもがれ、内臓をえぐられる。そして、殺した生物の道具にされ、そいつらの仲間に喰われる。
    自分を家畜と置き換えて想像すれば、どんな気分になるかは予想がつくと思います。

    これにより、家畜の体内に高濃度のアドレナリンが駆け巡ります。そして死後、肉内のアドレナリンは、肉の細胞と組織を崩壊させます。これを食べるのは人体に良いかどうか、言うまでもないでしょう。
    
    そんなアドレナリンですが、悪いことばかりでなく、有益な事もしてくれます。恐怖を克服して、希望を持つ。副腎を健康にし、効率的に機能させる。それにより、アドレナリンは適度に血圧を上げ、腸にリラックス効果を与えてくれます。また、危機に直面した際、勇気を湧き上がらせ、英雄的な行動をとらせる事もあります。

    病気とは文字通り、気が病む事です。どんな健康法も、ネガテイブ思考には勝てません。健やかな人生を送るには、強い意志と勇気が必要です。その為の自信をつけさせてくれるのが、日頃の努力。健康も、“千里の道も一歩から”の精神で取り組むべきですね。

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