読書ブログ

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自分が読んだ本の感想や、見所を書いていきます。本の最初から最後の部分まで書いていくので、多少のネタバレはご容赦下さい。

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    前回は、やり抜く力は家庭環境で伸ばせるという話でしたが、やり抜く力は生活環境の影響も受けているかもしれません。

    本書では、フィンランド人🇫🇮がやり抜く力の非常に強い民族として紹介されています。かの『ムーミン』発祥の地であり、世界フィギュアも開催されたフィンランド。北欧諸国の1つで、サウナ好きでも有名。国会議事堂や観覧車🎡、世界フィギュア会場の観覧席にもサウナがあります。(蒸気でガラスが曇ってしまうので、観覧車や観覧席をサウナにする意味は無いと思いますが・・・)

    また、フィンランド🇫🇮は過酷な気象条件の下、7ヶ月にわたってソビエト軍から独立を死守した歴史があります。ソビエトはフィンランド🇫🇮の3倍の兵力と、30倍の戦闘機、100倍の戦車を有していたにも関わらずです。

    1940年にはタイム誌にフィンランド人🇫🇮の持つ粘り強さ、『シス』の特集記事が組まれました。そこには、「『シス』はフィンランド人🇫🇮の精神と訳されますが、胆力と言う方が相応しい。」と書かれています。

    『シス』は文字通りには、「肝」を意味しています。肚の中にエネルギーの源が存在すると考えられているのです。

    これは科学的に考えると不合理ですが、日本人にも通ずるものがあります。日本では、度胸のある人を「肝が座っている」と言います。それに、「人間の魂は腹部に宿る」という考えから、『切腹』という慣習もありました。武術などでもヘソの下を『丹田』と呼びます。ここは身体の重心でもあり、力を出す上で重要な場所です。

    丹田は東洋独自の呼び方ですが、シェイクスピアの戯曲にも似た行為が書かれています。また、肚にある小腸は、人の精神や健康を左右する非常に重要な臓器です。これらの事実から、『シス』の重要さや考えはかなり信憑性が高いと思います。実際、タイム誌に特集されたこともあります。

    フィンランド🇫🇮だけでなく、日本🇯🇵もアメリカ🇺🇸や中国🇨🇳といった大国と戦った歴史があり、東南アジアには自国民を守るために勇敢に戦った日本兵を讃える方達もいます。遠く離れた北欧の国と文化的な共通点があったのは、北欧好きとしては非常に嬉しいです。

    最新の研究結果ばかりと思いきや、終盤に文化的な考察が書かれていたのには驚きました。歴史や文化から学べる事は、やはり不変で偉大なものばかりのようです。