読書ブログ -35ページ目

読書ブログ

自分が読んだ本の感想や、見所を書いていきます。本の最初から最後の部分まで書いていくので、多少のネタバレはご容赦下さい。

    水道水や天然水に含まれるミネラルの脅威。活性型と不活性型のミネラル。蒸留水、そして野菜や果物に含まれる活きた水。ノーマン・ウォーカー博士は、今回も目からウロコの素晴らしい知識を与えてくれました。

    それだけではありません。監修の船瀬俊介さんもまた、素晴らしい解説をしてくれました。アメリカと日本の国土の差を埋める、実に地球環境問題評論家らしい解説でした。

    ウォーカー博士は、水道水や天然水に含まれる不活性型(無機)ミネラルの危険性を訴えています。しかし、アメリカの水は、ミネラルの多い硬水で、日本は稀に見る軟水国家なのです。

    ちなみに、軟水は食材の旨味成分が溶け込みやすい為、出汁や煮込み料理に向いています。硬水は逆に旨味成分が溶けづらいため、シチューやパエリア等に向いています。自分達住む土地の水の性質に合った料理をしてきたことからも、水の重要性が分かります。

    それでも、ウォーカー博士は蒸留水を飲むべきと出張していますし、1990年のアメリカでは、水に関するトラブルが多く報じられていました。しかし、軟水でも無機ミネラルのリスクはありますし、蒸留水が良い事に変わりありません。

    とはいえ、蒸留水させるのは大変な労力とエネルギーが必要です。水を水蒸気に変えて、また水に戻して・・・と気が遠くなるような作業です。

    しかし、日本には蒸留水並みに安全な水を創り出してくれるものがあります。

    それはズバリ、炭です。

    備長炭や竹炭を水に入れて一晩置く。たったこれだけで安全で健康的な水が飲めるのです。他にも御影石でも良いそうですが、やはり炭の方が入手しやすくて良いでしょう。

    船瀬俊介さんは、特に竹炭を勧めています。竹は成長が速いので環境破壊の心配が少ない。むしろ、竹を使う事で、竹の根が畑の養分を横取りするのを防げます。また、竹酢は有機栽培の農薬として使われます。これらのメリットがある竹炭の方が良いそうです。古来から伝わる日本人の技術、知恵には感服します。

    日本は海外で、自然と水の国と呼ばれているそうですが、全くもってその通りだと感動しました。このような素晴らしい国に生まれ育った事に感謝しきりです。

    
{4784DEEE-C8AE-42F1-B854-3226023F0856}