成功者の告白4ー10 | 読書ブログ

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自分が読んだ本の感想や、見所を書いていきます。本の最初から最後の部分まで書いていくので、多少のネタバレはご容赦下さい。

4つの役割が分かると、組織の崩壊のパターンが分かる。神崎はブラッディマリーを飲みながら話を続ける。
起業家はそもそもアイデアマン。次々と沸いてきたアイデアを実行しようとするが、そのおかげで社内は大混乱。その後始末は実務家や管理者にやらせる。二人はその後始末の後で飲みに行くようになり、起業家の悪口を言い始め、クーデターを起こす。これが組織の崩壊だ。
タクは聞いていて気分が悪くなった。マスターリンクで起こった事とまったく同じだったからだ。組織崩壊の引き金を引いていたのは自分、社長本人だと気づいた。
神崎はこの例外について話し始めた。1つ目は、起業家のエネルギーが強すぎて、誰も起業家の独走を止められない場合。その為、業務のシステム化が出来ず、家業のままで留まってしまう。
もう1つは実務家と管理者が強すぎる場合。起業家はほっぽり出してしまう。すると規則が厳格化し、組織が硬直する。新しい事が出来ず、徐徐に衰退していく。
これらを避ける鍵は、この崩壊パターンを知っているかということと、社長がまとめ役になることである。そして、社員一人一人がまとめ役の資質を持つように育てていく事である。
まとめ役は組織が小さいときは母親のような存在だが、大きくなると父親のように理念や哲学を教える存在でなければならない。
その哲学を教えてくれるのがクレドである。クレドを通して効果的に哲学を浸透させる。すると自然に誰もがまとめ役の資質を持てるようになる。その結果、会社の文化が根付く。会社は世の中に対して1つの大きな絵を描く事ができる。
それをまず始めるのが起業家である。それだけ一人一人が大きな使命を持っている。神崎の声にはかつてない程の熱がこもっていた。