～2016年を振り返る（下）～

９月

・ファミリーマートとユニー（サークルKサンクス）が経営統合

・リオパラリンピック開幕

・「こち亀」の連載が終了

・蓮舫氏が二重国籍疑惑

・広島カープが２５年ぶり７度目のリーグ優勝

・民進党代表選挙で蓮舫氏が新代表に選出

・国内男子バスケプロリーグ「Bリーグ」が開幕

・ピコ太郎の「PPAP」が大流行

９月はなんといっても、今年の野球界を盛り上げた広島カープの四半世紀ぶりの優勝がありました。黒田選手をはじめ、愛されキャラの新井選手、神ってる鈴木選手など、多くの選手が輝く年となりました。

ピコ太郎の「PPAP」は、世界中で話題となり、Youtubeには「PPAP」を真似した動画が多数投稿されました。SNSの影響力の高さをまざまざと感じましたよね。

１０月

・大隅良典栄誉教授がノーベル医学・生理学賞を受賞

・未成年飲酒が発覚し、ミス慶応コンテストが中止に

・電通の就業状況が社会的問題に

・埼玉県の変電所火災により、首都圏で大規模停電

・ソニーがPSVRを発売

・ボブ・ディラン氏がノーベル文学賞を受賞

・広島カープ・黒田投手が引退発表

・韓国の朴槿恵大統領の資金流用問題などが表面化

１０月は、今まで優良企業として紹介されていた電通の過労やセクハラ、パワハラなどの実態が暴かれ、大きな問題となりました。

日本のメディアを牛耳る超巨大企業の実態は、他企業にも大きな影響を与えましたね。

この月は、韓国の実態も暴かれることとなりました。

朴槿恵大統領の親友の女性実業家・崔順実容疑者の国政介入疑惑に始まり、次々と不正が発覚、多くの逮捕者を出すとともに、韓国各地でデモが起こる事態となりました。

１１月

・TPP関連法案が衆院可決

・明治神宮外苑イベントで火災事故が発生し、５歳の少年が死亡

・JR博多駅前で道路陥没事故

・アメリカ大統領選で、トランプ氏がヒラリー氏を破り、次期大統領に

・６８年ぶりとなる満月のスーパームーン

・インドで大規模列車事故が発生し、１２０人が死亡、２００人が負傷

・東京都心で５４年ぶりの１１月初雪を記録

・スペースワールドに作られた魚５０００匹を使った氷漬けリンクに非難殺到

・コロンビアでプロサッカー選手を多数載せた旅客機が墜落、７５人が死亡

・高齢者ドライバーによる事故が多発し、大きな問題に

この月に世界に衝撃を与えたのは、やはりトランプ氏の次期大統領選勝利でしょう。

選挙前までは、ヒラリー氏が優勢とされ、世界もそれを見越して動いていただけに、トランプ氏の大統領選勝利は、世界中の経済を一時混乱させることとなりました。

日本においては、博多駅前の道路陥没は衝撃的な映像でしたよね。

比較的、インフラ整備などはしっかりしていると感じていただけに、日本で起こったとは思えない光景に驚いた方も多かったのではないでしょうか。

１２月

・年間流行語大賞に「神ってる」

・日本Amazonが「Dash Button」の提供開始

・俳優の成宮寛貴さんが薬物疑惑を発端として芸能界引退

・今年の漢字に「金」が選ばれる

・沖縄海上でオスプレイの墜落事故

・カジノ解禁を含むIR推進法案が可決

・日露共同声明で、北方領土の共同開発、共同経済活動で合意

・FIFAクラブW杯で、鹿島アントラーズがレアル・マドリードに善戦、惜しくも２位に

・新潟県糸魚川市で大規模火災

・「SMAP×SMAP」が２０年間の歴史に幕

１年の総まとめの話題が多い中、２０年の放送分をまとめた「SMAP×SMAP」の総集編が、先日放送されたわけですが、期待された生放送が行われる事はなく、ファンとしては少し寂しい最終回となってしまいました。

５人の絆がよく分かるVTRだっただけに、今回の解散を受け入れがたいファンも非常に多いでしょうね。

同じ芸能界では、成宮寛貴さんの騒動もなかなか大きな衝撃でしたよね。

今年は、例年以上に「週刊誌」など、メディアの影響力が大きかった一年のようにも思えますね。

さくっと振り返っただけでも、これだけ多くのニュースが飛び交っており、まだまだ書ききれないものの方が多かったように思えます。

やはり、どこでも言われていますが、芸能系の大きなニュースが多かった印象が強いですね。

個人的にも、年を取ってきているのか、１年が徐々に早く感じてしまっているようで、１月のニュースがつい最近の事のように感じています（笑）

弊社サービス「Eラーニングカフェ」も、資格取得を目指す方が多かったのか、サービス自体が浸透してきたのか、忙しくなることが多く嬉しい１年となりました。

２０１７年も、読者の皆様とともに、良い１年になればと願っております。

今後とも、「Eラーニングカフェ」および「Eラーニングカフェぶろぐ」をよろしくお願いいたします。

P.S.

ありがたいことに、ここ最近、仕事の方が忙しくなってきており、ブログの更新を毎日行うのが厳しい状況となっております。

そこで、２０１７年からは、「毎日の更新」ではなく、「不定期の更新」とさせていただきたいと思います。

楽しみにしてくださっている「ごく少数」の方には、大変申し訳ないのですが、ご理解いただけると幸いです。

今後とも、「Eラーニングぶろぐ」をよろしくお願いいたします。

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masa

～2016年を振り返る（中）～

５月

・兵庫県神戸市の繁華街で車が暴走、歩行者５人が重軽傷

・フィリピン大統領に強硬派のドゥテルテ氏が選出

・日産が三菱自動車を買収

・東京五輪招致に賄賂疑惑

・東京都知事の舛添氏の政治資金問題が次々と発覚

・東京・小金井で女性アイドルがファンに刺され重傷

・沖縄で米軍が女性を殺害

・G7伊勢志摩サミット開幕

・オバマ大統領が広島訪問

５月は、外交問題に関するニュースが多い印象でしたね。

歯に衣着せぬ発言で、今でも話題となっているフィリピンのドゥテルテ大統領の誕生や、オバマ大統領の広島訪問は、今後の外交にも大きな意味を持ってくるでしょう。

沖縄の女性殺害事件や、アイドルの事件など、衝撃的な事件も多い印象でした。

しかし、何といってもこの月に盛り上がっていた話題と言えば「舛添さん問題」ですよね。

ぼろぼろと出てくる疑惑に、毎日のように情報番組が食いついていましたね。

６月

・フロリダのナイトクラブで銃乱射事件発生、５０人死亡５３人負傷

・Microsoftが総額２．８兆円でLinkedinを買収

・舛添都知事が辞職

・イチローが、メジャー歴代１位のピート・ローズを上回る日米通算４２５７安打を達成

・石巻３人殺傷事件で、少年事件としては初の死刑確定

・ソフトバンク次期社長候補のニケシュ・アローラ副社長が退任

・イギリスが国民投票によりEU離脱決定

・トルコの首都国際空港で自爆テロ、４１人死亡、２３９人負傷

・広島カープ・鈴木誠也選手が２試合連続サヨナラホームラン、「神ってる」が流行語に

６月は、悲惨なテロ事件が多く起こった月となりました。

フロリダで起きた銃乱射事件は「アメリカ史上最悪の銃乱射事件」とも言われています。

また、国内外で大きな決定が下された月でもありました。

国内では、舛添都知事が辞任の決断をしました。

一時は続投を表明していたものの、政治資金流用疑惑で四面楚歌の状態となっていたので、仕方のない決断でしたよね。

国外では、イギリスがEUを離脱するという大きな決断をしました。

その結果、EU残留派だったキャメロン首相が辞任、史上２人目の女性首相・メイ首相が誕生することとなりました。（メイ首相就任は７月）

７月

・バングラデシュ人質事件、日本人７人を含む２０人が死亡

・イラクの首都バグダッドで爆弾テロが発生、１６０人前後が死亡、２００人以上が負傷

・ロシア宇宙船ソユーズの打ち上げ成功、日本人宇宙飛行士・大西卓哉氏も乗員に

・参議院選挙が行われ、１２１改選議席のうち、７０議席を与党が獲得

・フランス・ニースでテロが発生、８４人が死亡、２０２人が負傷

・LINEが東証上場、初値４９００円を記録

・ソフトバンクがイギリスの半導体メーカー・ARMを総額３．３兆円で買収

・「ポケモンGO」の日本配信スタート

・アメリカ通信大手のベイラゾンが５１００億円でヤフーを買収へ

・神奈川県相模原市の障害者施設で１９人が死亡する殺傷事件が発生

・小池百合子氏が東京都知事選で勝利、女性初の都知事に

６月に続き、悲惨なテロ事件で多くの犠牲者を出した月となりました。

経済では、大型の買収や、注目企業の上場などが話題となりましたね。

しかし、７月と言えば、「ポケモンGO」「小池百合子都知事」が最も注目されたニュースでしょう。

流行語トップ１０に選ばれるほどの社会現象にまで発展しました。

「ポケモンGO」は流行る一方で、運転中の使用が大きな問題となりましたね。

８月

・安倍改造内閣が発足

・東京で格安タクシーの実証実験スタート

・リオ五輪開幕

・イチローがメジャー通算３０００本安打を達成

・宮内庁が天皇陛下の生前退位を示唆したビデオメッセージを公開

・映画「シン・ゴジラ」「君の名は。」公開

・８月１１日が山の日として祝日に

・SMAP解散が正式発表される

・甲子園で栃木の作新学院が５４年ぶり２度目の優勝

・イタリア中部都市でM６．２の地震が発生、死者３００人近くにまで

８月は、甲子園やリオ五輪などスポーツの話題が多かったですね。

リオ五輪では、日本人選手が多数活躍し、金メダル１２個を含む、計４１個のメダルを獲得しました。

また、社会現象と化した「シン・ゴジラ」「君の名は。」が公開されたのもこの月で、「シン・ゴジラ」が興行収入８０億円突破で大ヒットしたと思えば、「君の名は。」は、２００億円突破確実と言われる爆発的なヒットとなりました。

SMAP解散は、ニュース速報が流されるほど、日本中に驚きを与えましたよね。

このようなまとめ記事を書かせていただくに当たって、様々な記事を振り返るわけですが、読み切れないほどの多くのニュースがあり、うまくまとめきれないんですよね（笑）

今年も残すところあと２日となりましたが、このまとめきれていないまとめ記事を、あと１日お付き合いいただければ幸いです。

P.S.

ありがたいことに、ここ最近、仕事の方が忙しくなってきており、ブログの更新を毎日行うのが厳しい状況となっております。

そこで、２０１７年からは、「毎日の更新」ではなく、「不定期の更新」とさせていただきたいと思います。

楽しみにしてくださっている「ごく少数」の方には、大変申し訳ないのですが、ご理解いただけると幸いです。

今後とも、「Eラーニングぶろぐ」をよろしくお願いいたします。

masa

～2016年を振り返る（上）～

２０１６年も、残すところあと３日となりました。

今年１年も様々なビッグニュースが、世間を騒がせました。（特に芸能ニュースは驚きが多かったですね）

そこで、今年１年を３回の記事に分けて振り返ってみたいと思います。

１月

１月は、２０１６年を通してざわつかせた芸能ニュースが続けざまに飛び込んできました。

北川景子さん＆DAIGOさんの結婚という明るいニュースで祝福モードとなったものの、「ゲスの極み乙女」のボーカル・川谷絵音さんとベッキーさんの不倫発覚、SMAP解散報道など、芸能のビッグニュースが立て続けに飛び込んできました。

下記２件に関しては、１年中騒がれていましたよね。

スポーツ界では、広島カープのエース・前田健太投手の、ドジャース移籍がありました。

過去にメジャーへ移籍した選手たちに比べ、少ない契約金を提示されたことが話題となりましたよね。

また、大相撲初場所で、大関の琴奨菊が、日本出身力士として１０年ぶりの本場所優勝を果たしたことも話題となりました。

政治・経済界では、サウジアラビア・イランの国交断絶という、気になるニュースがありましたよね。

日本国内においても、日経平均株価が６営業日続落、甘利経済再生担当大臣の「政治とカネ」問題による辞任など、あまり良いニュースは聞かれませんでした。

また、長野県軽井沢でスキーバス転落事故が発生し、学生など１４人が死亡、２６人が重軽傷を負うという、とても痛ましい事故が発生したのも１月でした。

２月

ベッキーさん、川谷さんの不倫により、不倫報道が過熱し始めていた中、自民党の衆議院議員だった宮崎謙介議員の不倫が発覚したのも２月でした。

１議員の不倫ですが、「育休」の推進を推し進め、自身も「育休中」だった事が、騒動を大きくさせましたよね。

また、今年、芸能ニュースで「不倫」とともに、世間を騒がせたのが「薬物問題」でした。

元プロ野球界のスター・清原和博さんの覚せい剤取締法違反による逮捕は、大きな衝撃を与えました。

また、芸能ではありませんが、１９９７年に神戸連続児童殺傷事件を起こした「元少年A」が手記を出したことも話題となりましたよね。

政治経済では、日本の大企業・シャープが、台湾の鴻海精密工業に買収されるというニュースがありました。

死者１１７人を出した台湾の巨大地震、死者９人を出したドイツの列車事故も２月でした。

２０１６年の流行語としてトップ１０に入った「保育園落ちた、日本死ね。」が話題となったのも、この時期でしたよね。

アメリカの研究チームが、重力波の直接観測に初めて成功するなど、良いニュースもありましたが、やはり悪いニュースのインパクトが強かったですね。

３月

前月、野球界のスーパースター・清原氏の逮捕という衝撃的なニュースが流れましたが、３月は、さらに追い打ちをかけるように、野球界に「声出し」と呼ばれる金銭のやり取りがある事が発覚しました。

今年から、新たに「コリジョンルール」というものが取り入れられ、内外で様々な混乱が見られましたね。

政治経済では、国内外で大きなニュースがあり、国内では、民主党と維新の党が合併し、「民進党」が結成されました。

一方、海外では、アメリカの大統領選挙の大一番「スーパーチューズデー」が行われ、後に争う事となるトランプ氏とヒラリー氏が大勝しましたよね。

もちろん、芸能ニュースも黙っていたわけではなく、ショーンK氏の学歴詐称、乙武氏の不倫など、騒がせるニュースは健在でした。

北海道新幹線が開通したのも３月でした。１番切符争いが激しかったですよね。

４月

４月は、「熊本地震」の発生が、日本を震撼させましたよね。

震度７という大きな地震が発生し、関連死を含め１００人以上が死亡する大災害となり、現在でも、その影響は多く残っています。

日本が地震大国であるという事を、改めて実感させられる災害でしたよね。

また、４月は、「金（カネ）」に関する事件が多く起こりました。

舛添（前）東京都知事の高額すぎる出張費問題、税金対策が疑われる「パナマ文書」の流出、そしてリオ五輪・男子バドミントン代表が確実視されていた、桃田選手、田児選手の賭博問題など、「金（カネ）」に関する多くの騒動がありました。

政治経済界では、「世界で最も貧しい大統領」とされた元ウルグアイの大統領・ムヒカ氏が来日し話題となりました。

また、経済で、三菱自動車が燃費データの不正改ざんが発覚するという残念なニュースもありましたね。

一方で、スポーツ界では、広島カープの新井選手の２０００本安打達成、前田健太選手のメジャーデビュー戦で、勝利投手＆初本塁打という嬉しいニュースもありました。

多くのニュースの中から抜粋したつもりだったのですが、抜粋したい話題が多すぎてなかなかの長文になってしまい、４回に分けるべきだったかと後悔しております（笑）

次回以降は、もう少しまとまった形で掲載できればと思っております。

最後まで、辛抱強く読んでいただいた方には、大変感謝しておりますm(_ _)m

明日は、５月～８月までのニュースについて、記事を書いていこうと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

P.S.

ありがたいことに、ここ最近、仕事の方が忙しくなってきており、ブログの更新を毎日行うのが厳しい状況となっております。

そこで、２０１７年からは、「毎日の更新」ではなく、「不定期の更新」とさせていただきたいと思います。

楽しみにしてくださっている「ごく少数」の方には、大変申し訳ないのですが、ご理解いただけると幸いです。

今後とも、「Eラーニングぶろぐ」をよろしくお願いいたします。

masa

～ツンツン～

今月１５日、コンビニエンスストアのおでんを指でつつく動画をSNSにアップしたとして、２８歳の男が器物損壊と威力業務妨害の疑いで逮捕されました。

逮捕された男は、コンビニのレジの前に置かれたおでんを「ツンツン」と言いながら指でつつき、その様子を動画に撮影し、SNSに投稿したというんですね。

以前に、アイスケースに寝転ぶ様子や、陳列されているお菓子に爪楊枝をさす様子などをSNS上に投稿し、逮捕される事件が多発していました。

少しほとぼりも冷めてきたのかなという印象がありましたが、誰でも投稿できる昨今では、こういった輩は後を絶たないようですね。

このような事件を起こしてしまう世間知らずの方を話題に取り上げたいわけではなく、このような事件をメディアで取り上げる自体に、慎重にならなければいけない気がします。

SNSという世間でも身近な話題を取り上げ、メディアに露出させる事は、視聴者からの反応もいいのかもしれません。

しかし、このような動画を上げる方々は、少なくとも「目立ちたい」という理由から、悪い事だとわかっている事でも、スリルを持って挑戦します。

そして、今回のように逮捕された場合、各メディアでこれらの動画が紹介され、自然と「目立つ」状態を作り上げてしまっているんですね。

おでんをツンツンすること自体は、あくまで軽犯罪であり、罰則はそれほど重いものではないでしょう。

誤解を招く表現かもしれませんが、ある意味、さくっと有名になってしまったわけですよね。

面白がって取り上げるのもいいですが、この類の事件は、敢えて取り上げず静観しておく方が、「抑止力」に繋がるのかもしれません。

インターネットの発展により、犯罪の種類も増え、それぞれの犯罪に対し、対処法を変えていく必要があるのかもしれませんね。

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masa

～歴史的一戦～

今月１８日、『FIFAクラブワールドカップジャパン 2016』の決勝が、横浜国際総合競技場で行われ、欧州サッカー連盟代表のレアル・マドリード（スペイン）と、開催国代表の鹿島アントラーズ（日本）が対戦しました。

レアル・マドリードは言うまでもなく、世界一のサッカープレイヤーとも称賛されているクリスティアーノ・ロナウドなどを擁する世界有数の強豪クラブであり、この大会にもスーパーシードとして登場し、準決勝で、北中米カリブ王者のクラブ・アメリカ（メキシコ）を２－０で下して決勝進出を果たしました。

一方の鹿島アントラーズは、開催国である日本の王者として、１回戦から登場。

１回戦で、オセアニア王者のオークランドシティ（オーストラリア）を、２－１で下し、２回戦では、アフリカ王者のマメロディ・サンダウンズ（南アフリカ）を２－０で撃破。

快進撃は続き、レアル・マドリードと同じく、スーパーシードとなっていた南米王者のアトレティコ・ナシオナル（コロンビア）を３－０で破り、ついに決勝進出を果たしたんですね。

１２月８日、１１日、１４日と試合を重ね、疲労の色を隠せない鹿島アントラーズと、１２月１５日に初戦を行ったレアル・マドリード。

世界中のほとんどのサッカーファンがレアル・マドリードの圧勝を信じて疑いませんでした。

案の定、前半９分に、レアル・マドリードのベンゼマ選手がゴールを決め、一方的な試合展開の幕開けかと思われました。

しかし、鹿島アントラーズの柴崎選手が見事なボレーシュートを決めると、そこからはゴールが決まらない展開が続き、前半を１－１という引き分けで折り返します。

この時点でも、後半からレアル・マドリードが本気を出して、圧倒すると思っていたサッカーファンも多かったでしょう。（ドイツW杯の日本VSブラジルで、日本が１点入れた途端、圧倒的な試合を見せたブラジルを思い出しました）

しかし、大方の予想を覆し、追加点をもぎ取ったのは、鹿島アントラーズ。

またもや、柴崎選手のシュートが決まり、なんと鹿島アントラーズがレアル・マドリードからリードを奪う展開となりました。

その後、PKを与え、追いつかれてしまうわけですが、両者譲らない展開が続き、ついには延長戦に突入。

最後は試合数の差か、立て続けに２点を奪われ、２－４で負けてしまったわけですが、思いもよらぬ善戦に、日本のファンは愚か、世界中のサッカーファンの多くが、鹿島アントラーズの勝利に期待したのではないでしょうか。

誰もが、レアル・マドリードの圧倒的な強さを予想していた中、このような素晴らしい試合で、世界中のサッカーファンを驚かせた鹿島アントラーズ。

実は、今年の国内リーグで、鹿島アントラーズは浦和レッズ、川崎フロンターレに大差をつけられ、３位に沈んだにもかかわらず、チャンピオンシップで２チームを破り、年間優勝に輝きました。

しかし、大差での３位にもかかわらず、年間優勝を勝ち取った鹿島アントラーズには、制度とはいえ、少なからずブーイングが沸いていたんですね。

これらのブーイングにより、わずか２年で、この２ステージ制度は終わるわけですが、その強さを世界の舞台で証明した鹿島アントラーズは、素晴らしいチームでしたよね。

この試合では、主審がレアル・マドリードのキャプテンであるセルヒオ・ラモスに対し、イエローカードを出すべき場面で出さなかったというシーンがあり、地元紙でも誤審であると認めるほどの判定がありました。

フェアであるべき立場の主審ではありますが、誰もがレアル・マドリードの勝利を疑う事がない状態で、あの場面でイエローカードを出す決断を下せなかった気持ちは、わからなくもないです。（ダメなんですけどね（笑））

悔しいことですが、世界的にみても、鹿島アントラーズがレアル・マドリードに勝つことは、許されない事だったのでしょう。（ヒールってやつですね）

しかし、今回の１試合で、世界がJリーグを見る目も、少しは変わったことでしょう。

日本では、いまだに代表戦以外は、そこまで注目されることはないですが、チームの世界的な価値が上がる事で、より日本のサッカー界が盛り上がってくれると嬉しいですね。

masa

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