チャンバータイプ（ノンフィラー）自動溶接ヘッドの最上位機種 MW170 を、静岡県の関本管工様に納品しました。
最大径6インチ（150A）対応の突合せTIG自動溶接ヘッドです。
4インチ（100A）対応のMW115までは沢山のお客様が所有されていますが、MW170はかなり希少です。
ポリスードの溶接技術の粋を集めた性能もさることながら、価格もそれなりにすごいので...
関本管工様、首を長くしてこのスーパー・ヘッドをお待ちいただいていたようです。
早速、6インチのSUS管で溶接試験を行います。
真っすぐな溶接ビードです。このサイズのノンフィラー溶接では、ビード蛇行により溶接線を外してしまうことがありますが、MW170は機械的剛性の高さにより、ギア回転時のブレが生じないため、たとえ垂直管であってもビードは安定します。
また溶接電流も高くなりますが、そこはポリスードの真骨頂、高耐熱性・高使用率で全く問題にしません。
1台のP6と４台のP4を並べて、１人のオペレータが複数台の溶接ヘッドを同時に使用しています。
ポリスードの良さを熟知し、このような高い生産性の製造システムを構築している同社にとって、
MW170の活用は自然な流れなのでしょう。
異なるサイズの配管を同時に溶接施工している様はまさに圧巻です。
関本管工様、MW170ご導入おめでとうございます！
そして良い眺めをありがとうございました。