若いときから何度も図書館で借りてきては
途中で投げ出してきたこの本。
歳のせいか今回はすっと最後まで行きました。
前回までは妙に一体なんだろうこの本は?とか、
奇妙な反発しか感じなかったのですが
私が柔らかくなったのでしょうか。
ちゅうか、読み終わってこの本に対しての私の大失敗は
初っ端に書いてあったんですね。
1ページから2ページにかけて・・・。
「見舞い」とか、「退院」とか言う言葉。
私が軽く読み飛ばして気がついてなかっただけか。
非常に愚かでした、わたし。
要するに気狂い病院かその療養所みたいな場所にいての
回顧録みたいなものであると私が気が付かないままだった。
そうとわかっていれば読まなかったんですよ、こんな本。
この本、他人には絶対に勧めませんね・・・。
きらいです。
読み終わるのに30年ほどかかってしまったけど。