『鎌倉殿の13人』 頼朝の死によって変わる周囲 | 相続こころの整理術

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相続について知りたいけれど、落としどころの決まっている業者の説明会が苦手、士業への相談も敷居が高いという方に向けて、相続人に寄り添いながら、人生の問題として相続問題に向かい合います。終活で日々の暮らしを大切に、自分らしく生きることを目指します。

またも大河ドラマの話になってしまいますが、ただし、現代にも通じる、普遍的なテーマについてです。

 

 

それは組織のトップの顔が変わるときに起こること。

 

・強い権力の下でまとまっていたかに見えた側近たちは、それぞれ思惑がうごめき出す

・人が変われば、部下の忠誠心も変わる

・組織外部との関係性も変わる

といった問題が表に出てきます

 

 

 

前回の放送で、落馬した頼朝は、遂に亡くなってしまいます。(好演された大泉洋さん、お疲れ様でした。)

 

 

大河ドラマ館での撮影可の頼朝のパネル

 

 

頼朝は、ときに理不尽な理由・理不尽なやり方で、自分を脅かしそうな人を亡き者にしてきた。だからこそ、御家人たちも、生前から様々な思いを抱いていました。

 

 

 

初代鎌倉殿が亡くなり、誰が次の鎌倉殿になるかをめぐり、御家人や親族たちは、それぞれ自分にとって都合のいい事を言い出す、というのが前回の放送でした。

 

 

 

武将の駆け引きだけではなく、陰には女性の存在があります。これも今に通じることではないかと。大河ドラマでは、北条時政の後妻・りく、比企能員の妻・道が、夫にアレコレけしかけます。

 

 

 

大義名分もそれぞれ。

・北条あっての源氏=北条時政(主人公のパパ)

・源氏あっての北条=(主人公の北条義時)

今まで一緒にやってきた親子も、意見が対立してしまいます

 

 

御家人たちは、

・幕府の安定

・自分の家の繁栄

・自分個人の優位性

といったことに頭を巡らせつつ、欲を出していきます。

 

 

 

そして外部である朝廷との関係は?

 

 

 

単なる力関係だけではなく、自分との相性といったこともあるでしょう。単純に好き・嫌いのみならず、誰だったら扱いやすいかといった、したたかな計算も含めて。

 

 

 

トップの交代、たとえばちょっとしたチームリーダーの交代で、雰囲気が変わり、自分の気持ちも変わる、といったことは、今でも誰にもあることです。

 

 

 

跡目争いにからんで、部下たちは、どの位置につけるか。それとも排除されるのか、自ら役割を去るのか・・大きな変わり目を迎え、ますます目が離せません。

 

 

 

権力と言えば、ドラマ『六本木クラス』の放送が始まります。話題の韓国ドラマ『梨秦院クラス』の日本版です。こちらも青年が大きな権力に立ち向かっていく物語です。

 

 

 

最後に、今も変わらないのは、どんなに権力を持ったところで、永遠の命ではないこと。

私達は諸行無常の運命の中、生きています。

 

 

 

あなたの周囲の権力者、威張り屋さんたちは、それに気づいて生きていますか。(家の中のオレ様夫、カカア天下の妻も含みます。)

自分の在り方も、一生を考えて、自己実現していきたいですね。

 

 

 

 

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