【いってきた】IFA2012で発見!Ultimate Ears UE900! | イヤホン・ヘッドホン専門店 旧e☆イヤホンのBlog

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IFA関連の記事を何個かUPしていますが、これだけはしっかりと記事にしようと思ったので!


そう、ここは…
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Ultimate Earsブース!
ということで、ご紹介するのはもちろんUE900!




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実物の展示はおそらくIFAが世界初公開かと思います。


実物の写真の前にさくっとUE900について紹介します。


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UE900は4基のBAを搭載しているイヤホンです。

高域×1、中域×1、低域×2の構成で、Triple.Fi10より1つドライバが増えています。


形状もTriple.Fi10と大きく異なり、実際に見てみましたがSENNHEISER IE80の様な形状でした。より耳への収まりが良くなり、遮音性の向上と、耳への負担の少なさを感じることができました。



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かなり付属品がついてくるようですね。

実際にUEブースの人と話をしましたが、ケーブルは最初から2本ついてくるようです。


~スペック~

内蔵ドライバ:4バランスドアーマチュア

インピーダンス:30Ω、1kHz

感度:105dB/1kHz

周波数特性:20Hz-20KHz

遮音性:26dB

ケーブル長:48インチ(121.9cm)


IFA2012の会場では、マイク付きのモデルが展示されていました。


では実機写真!ドンっ!


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フェイスプレートの雰囲気がカスタムIEMを彷彿させます。

青いケーブルはリモコンマイク付きのケーブルです。


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内側はクリアブルーで内部が見えました。タンデムになっているドライバが見えます。低域用のドライバは特に大型のドライバでした。


ドライバが動かないようにホットボンドの様なもので固定されています。


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Triple.Fi10の大きな特徴の一つであったケーブルの着脱も健在です。


コネクタがMMCXというSHUREに採用されているモノと同じコネクタになり、より着脱がしやすく壊れにくいものに変更されています。


UEの人の話によると、オスメスが同じなのでSHUREのケーブルが使用できるそうです。


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UEの人と仲良くなりました!


僕のGO-DAP Xに興味津々で、すごく気に入っていた様子でした。実際に聴かせてあげると、Amazing!と言ってどこで買えるんだ?海外に発送してくれ!と言っていました。

海外では、ごく一部の人しかポタアンは使わないようです。


仲良くなったおかげで、UE900を什器から外して聴かせてくれました。あまり英語しゃべれないけど、伝えようと思えばなんとか伝わるもんですね(^^;

最後にはfacebookで友達になりました。



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そして聴いてみた!


iPod Classic ⇒ Go-DAP X(Black)での試聴です。


TRIPLE.Fi10の音とどこが違うか、耳を凝らしてUE900を聴いてきました。まずパッと聴いて感じたのは、中域の印象の違いです。Triple.Fi10と比較して、明らかに前に出てくるような主張のあるボーカルでした。自然な感じとは少し違いますが、中域に専用のドライバを搭載している影響で、埋もれることなくしっかりと音を出しています。
低域はより量感があるように感じました。 Triple.Fi10でも低域は結構出ていますが、UE900はより量感の多い感じです。
ステム内部に金属のチューブを採用している影響か、全体的に固くソリッドな音です。この音はTriple.Fi10の感じに似ています。また、Triple.Fi10では音の出口まで2つに分かれていましたが、UE900では、導管の途中で音が合流していました。
Triple.Fi10の音場の広さと比較すると、やや音場が狭くなったように感じます。それでもイヤホンの中だったら抜群に広い方です。
ドライバを4基搭載しているイヤホンと言えば、Westone4がありますが、それとはまた違った個性の強いイヤホンです。Triple.Fi10よりバランスが良くなっていると言えますが、ややドンシャリ気味な音に感じました。
各帯域ごとに情報量が多く、すべての帯域が主張してくるような音を鳴らします。この感じは、多くのドライバを搭載する、カスタムIEMの音と似ているように感じました。国内販売の待ち遠しいイヤホンですね。

まだまだ書きたいことはたくさんありますが、Triple.Fi10の音と傾向は似ている感じはします。ソリッドでメリハリのある、楽しく聴けるイヤホンだと思います。
販売が待ち遠しいですが、今のところ国内販売は未定です(^^;

ロジクールさん、どうか早く日本に導入してください!


以上たっくんでした!


次はSENNHEISER IE800でも書こうかな!





Triple.Fi10の後継機種と言われているこちらの製品ですが、なんとドイツ・ベルリンで開催されたIFA2012に展示がありました!