【日刊オルトフォン単発】「e-Q7」 | イヤホン・ヘッドホン専門店 旧e☆イヤホンのBlog

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皆さんおはこんばんちはー(。・ω・)ノ゙

海外よりも国内旅行派、e☆イヤスタッフりょう太ですアイルー

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日々恒例の散財報告でございます。


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イヤホン:ortofon「e-Q7 」ブラック ×1

ケース:audio-technica「AT-HPP3L 」ブラック ×1

を購入です。(昨日)

昨日入荷したばかりの期待の新製品「e-Q7」のブラックを必然的衝動買いしてしまい、加えて先日のイヤホンケース特集の記事で検証した結果、自分のポータブルシステムが全部入ってしまうことが発覚 した「AT-HPP3L」を購入しました。見てのとおり既に最大限活用しておりますよー。「e-Q7」は発売初日にして大好評を頂いており、昨日の18時以降はお仕事帰りのイヤホンファンの方々がたくさんご来店下さり、試聴の順番待ちが発生するほどの人気者状態。レジでもオルトフォン無双となっていました。自分も一聴き惚れししてしまい、ブラックを購入した次第です。「e-Q7」について詳しくは続きの文にて。


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それでは皆さんお待ちかねの・・・

「日刊オルトフォン単発」!

やってみたいと思います。自分で気に入って購入したモデルなので、無駄に気合いが入っております。


本日ご紹介するのはもちろん・・・


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ortofon「e-Q7 」!

オサレなパッケージ。

▼ortofon e-Q7(ブラック) e☆特価¥26,460

▼ortofon e-Q7(シルバー) e☆特価¥26,460

▼ortofon e-Q7(レッド) e☆特価¥26,460

白を基調に赤のアクセントとイヤホンのイメージがビューティフォーな箱。赤い放射状のモチーフは、オルトフォン製品伝統のもののようです。右上にあるシールで中身の色を判別出来ます。このイヤホンをこの記事で初めて知った方の為に、メーカー「ortofon」についてご紹介したいと思います。


■ortofon(オルトフォン)の歴史(デンマーク)

オルトフォンの歴史は、1918年にA.ピーターセンとA.ポールセンが創立したエレクトリカル・フォノフィルム・カンパニーにその源を発します。
二人は、この会社から行った史上初の本格的な音の出る映画システム“SYSTEM PETERSEN OG OULSEN ”の発表で世界に名を馳せました。
エレクトリカル・フォノフィルム・カンパニーは、後にフォノフィルム・インダストリーA/Sと改称され、その傘下に、1951年オルトフォンA/Sが設立されました。
「オルトフォン」の名称自体は、既にこの以前からピックアップ製品等に対するブランド名として使用されています。
「オルトフォン」は、ギリシャ語の「真正な」「正統な」を意味する“orto”と、同じく「音」を意味する“fon”の2つを組み合わせた造語です。
オルトフォンはその名の示すとおり、終始「アナログサウンド」に関わって歩みを進めてきました。
そして、自ら標語として掲げる“ACCURACY IN SOUND”の実現を一貫して追求し続けています。

オルトフォンジャパンホームページ より。


大型のオーディオ関係製品メーカーなのでイヤホンファンの方にはあまりご縁がないメーカーですが、元々ピュアオーディオを趣味にされている方は「おぉっ!?」と反応されることが多いと思います。レコードのカートリッジ、スピーカーシステム、アンプなどなど、とにかくアナログサウンドにこだわったメーカーです。そんなオルトフォンがデジタルの天下とも言えるポータブルオーディオの世界に進出してきた訳ですから、これはファンならずとも気になってしまうところではないでしょうか。


ではフォトレビュー開始です!


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中箱がゴージャス!

腕時計かはたまたアクセサリーか?

本来ならば早速イヤホン本体の画像を載せるところですが、このモデル、パッケージの中もかなーりこだわっていて、試聴機の箱を開けるだけで楽しめました。せっかくなのでご購入されない、もしくはまだご購入していない検討中の皆さんにも少しだけでもそれを体感してもらおうと思います。

パッケージを手にしてまず思うのは、イヤホンだけが入っているとは思えない、200g位はありそうな重量。理由はこの黒い内箱でございます。


それでは開けてみましょう・・・ゴクリ


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何と神々しい・・・!

※イメージです

それこそ、この箱をパカッと開けながら意中の女性に「好きです!結婚して下さい!」と言えば、高い確率でOKしてくれたりくれなかったり・・・。もちろんこの画像は加工済みですが、実際に箱を開ける時にはこれくらいのインパクトがあり、「音の良し悪しはともかく(まだ聴いてないから)、良いものを買った!」と思わせてくれます。イヤホンは音質が最も大事な評価基準ですが、見た目の質だって大事なはずですからね。

撮影技術のなさが露呈しますが、次の画像が生の状態です。



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高級品の証。

下手でもやっぱりインパクトがあります。イヤホンには数万円する高級なものがいくつもありますが、「音が良い」ものが認められるのであって、決して「3万円するからカッコいい。でも音は・・・」なものが評価される訳ではありません。逆に音が良くて見た目がちょっと・・・というイヤホンはあっても音が良いからそこは許せる、という感じでしょうか。そんな中でこの「e-Q7」は約2万6千円という価格では、他に類を見ない程の高品位なつくりをしていて、悪く捉えると「見かけ倒しか?」と判断してしまいかねません。イヤホンとしての音質以前に、一つの“モノ”としての所有する贅沢というのを感じさせる、イヤホンとしては珍しい例ではないでしょうか。



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e-Q7 」本体:1

店頭試聴機のを撮影。

今のところレッドが一番人気です。試聴機の影響かな?

高級アルミ材からの削り出しによって成形されたハウジングは過度な演出はなくともシャープで美しいですね。結論づけるにはまだ早いですが、このモデルに唯一ある欠点らしい部分が“左右の表示がない”こと。実際には左側のイヤホン、ケーブル付け根部分に左側であることを表わす突起があり、本体に表記された文字パターンを覚えれば判断は容易ですが、慣れるまでは少し苦労するかも。店頭で試聴される際にはご注意下さい。



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e-Q7 」本体:2

交換式フィルターに好印象。

イヤーピースを外すと現れるステム部分。ステム径は標準的なサイズで、試してみたところComplyT-500 互換でした。ここで注目したいのは、ステムの先端中央にある穴の中。後ほど付属品の項でもご説明しますが、交換式のフィルターを採用しています。中心にあるのがイヤホン内への耳垢の侵入を防ぐ「耳垢防止フィルター」で、その上にあるのがフィルターを固定する役目の「フィルターリング」です。付属マニュアルによるとフィルターには音響特性をスムーズにする役割もあるとのこと。多くのイヤホンがフィルターを搭載していますが、交換が出来るモデルは高級機の中でも数えるほどしかありません。交換可能機種はいずれも人気が高いので、ある意味この仕様は人気が出るフラグともとれます。



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ケーブル・プラグの構造。

ケーブルはY字分岐の1.2m。プラグは金メッキのストレート3.5mmミニプラグです。ケーブルの素材は銀メッキ無酸素銅線とのこと。見えないところにもこだわっています。



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ケーブルは一部布巻き。

Y字分岐になるスプリッター(画像中央の黒い部分)よりもプラグ側、画像だと右半分の部分が布巻き仕様になっています。一般的に布巻きケーブルは丈夫で断線しにくい特徴があります。



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付属品:1

本革性ポーチ、シリコンラバーイヤーチップ(S,M,L)、低発泡ウレタンイヤーチップ(L)(Comply)。

本革ですよ本革。イヤホンのケースに本革。どう考えても全てにおいて本気です。付属のComplyは現在販売されているどの型番とも形状が異なり、T-500をかなり長くしたような形。今後販売されるかなどは未定です。ご使用されて気に入った方は前途のとおりT-500が対応しますのでご安心ください。



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付属品:2

先程の付属品に加え、交換ツール(リムーバー)、耳垢防止フィルターリング、耳垢防止フィルターが付属。

リングは本体に装着済みのものとは別に1ペア、フィルターは同じく3ペア付属です。



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ケース使用例。

ケース内部はシンプルな一層構造。イヤホンだけ入れるには少し余裕があるので小型のプレーヤーもご一緒にどうぞ。



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レッドとブラックのデュオ。

きれいに撮れたのでもう一枚。右のブラックは自分のものですが、Lサイズ耳の自分はLサイズのイヤーピースで丁度いいです。


■ちょっと聴いてみた感想

やや低音寄り フラットと言いたいところ

シングルBAが疑わしい音像と帯域の広さ

程良い低音の量

音場は下と後ろに広い

「伝統と革命」


やや低音寄りと書きましたが、フラットともとれます。むしろこれが自分の主観ではフラットのはずです。シングルBA型の中では周波数特性が広く、欠点になりやすい表現力の乏しさが感じられません。シングルBA型は特に中域の特性に秀でたものが多く、「ボーカルが得意」という機種が多い中で万能をうたえる一機種としてクリプシュの「Image X5 」・「Image X10 」と同じゾーンに位置するのではないでしょうか。とても余裕のある鳴りで、アンプ、楽曲を変えた際にしっかりと追随してくれます。エージング前の時点でも多少感じられた“BAらしくない部分”、周波数特性の広さと、余裕のある鳴り、低域の丸さはエージングが進むにつれて更に増し、高域の棘が丸くなり、よりアナログな鳴りになっていく印象。聴いていて感じる余裕は底が知れず、「まだ何か隠しているんじゃないか?」と疑いの眼差しならぬ耳で聴いてしまいます。音場はそれほど広い方ではありませんが平均以上は感じられ、上から音が降ってくる感覚と、斜め下、後ろに逃げていく感覚を強く感じます。山形(ピラミッド型)の音場と言えばわかりやすいでしょうか。スピード感、エッジ、これらの点は他のBA型機種に一歩譲る感はありますが不足しているわけではなく、むしろ心地よい音の演出の為にあえて削った、という印象。適度な響きと、適度な低音が妙にアナログっぽい、懐かしく新しい、大げさに言いますと革命的な音だと感じさせます。


装着方法ですが、耳かけと下に垂らすダイレクトの2ウェイから選べます。装着感はかなり良く、ほとんどの人の耳にフィットすると思うのですが、オススメは耳にケーブルを巻くタイプの装着。何故かと言いますと、このモデルは普通よりもタッチノイズ(ケーブルを伝わって聴こえる雑音)が起こりやすいようで、ダイレクトの状態だと歩く時にゴソゴソ、ポンポンという音が聴こえてしまいます。耳かけにしてしまえばほとんどのタッチノイズが消え、イヤホンも外れにくく安定した状態になります。



という感想でした。毎度の事ながら完全な主観での意見ですが、遠方にお住まいで試聴の出来ない方々の参考に少しでもなれば嬉しいです。音質はもちろん、一つの道具、アイテムとしての品質もピカイチで、費用対効果は抜群です。正直4万円代でも売れるのではないかと個人的には思います。自分の中では150点です。


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