ボヤージュ | Electronic Dolphin Eats Noise

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空論上の九龍城

ボヤージュ』 

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2015年12月 @ 元町映画館

予告で観て何コレ!?と飛び付いた作品でしたが、アレで感じた扇動的なムードやアートムービー臭は希薄で、結構まとも(?)な話だったのが驚き。
編集や語り口は狙って混乱させる感じにしてるのでしょうが。 

画作りがとても巧いし、美しい裸体の撮り方にも拘り感じたし(故にボカシが残念)、結構細かいとこで遊んでたり(スタッフロールの文字が海に溶けたり)と言った、技巧的な側面がきちんと映画自体に貢献していて好印象。 


スカッド監督作品、初めて観ましたが、ちょいとナルシスティックな感じが鼻につきはするものの、他作品も観てみたいよね。

イアン・ケルコフ監督作品に初めて触れた時の感触とか思い出したよ。