2015年9月 @ KAVC
初日は先ず溝口の『瀧の白糸』と小津の『彼岸花』の二本を堪能。
愛と執念のデジタル・リマスターで、スクリーンから溢れ出る濃密な息遣い。
凄い。
小津の『彼岸花』はひたすらポップ!
いや、殆どポップアートだ!
先ず、リマスターで蘇った色彩にKAVCで悶え・仰けった!
これだよ!これ!
僕の好きな小津の感覚。
すげェわ。
多用・流用される構図、切り返し、そして強烈な色彩。
紛れもなくポップアートである。
そして時にどぎつさキワキワも攻めるユーモアも上々。
この日も会場湧いた。
京都勢(浪花千栄子&山本富士子)最高!
ここでの佐分利信演じる親父が、田中絹代演じる奥さんに反論されて言葉に窮するも、それでも自分を曲げない姿の捉え方とかさ、小津監督の何とも言えぬ眼差しの強度を感じたな。
いやぁ、小津はまだまだクラシックに納まらねぇ!
