あの日のように抱きしめて | Electronic Dolphin Eats Noise

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空論上の九龍城

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2015年9月 @ シネ・リーブル神戸

まぁ、凄い…
ラストに凡ゆる体液分泌。
気になりつつも、どっかで拾えたらいいかな?ぐらいに構えてたんだけど、スケジュールに綺麗に組み込めたので観たんですが、えげつなく傑作! 


こんな作品をドイツで撮れてしまえる事。
そして、それが映画としても非常に革新的でもある事。
唸り、項垂れる。 


邦題が相変わらずの甘ったるさですが、ここには世の男どもが戦慄し、座席で腰抜かす、若しくはエンドロール前に思わず逃げ出したくなる程の恐怖がある。
ここ迄の愛。
そこ迄の裏切り。 


あの、スピーク・ロウの響きには全身全霊凍り付いたね…


勿論今作には第二次大戦下のナチズムの恐怖と悲劇が描かれてはいるのですが、より広義には、愛と裏切りがズブズブと引き摺り込むその底無しな人の業が、驚くべき手腕で焼き付いている。 


そうそう、エンドロールにホルガー・ヒラーのジョニーを発見して???