グッド・ストライプス | Electronic Dolphin Eats Noise

Electronic Dolphin Eats Noise

空論上の九龍城

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2015年6月 @ シネ・リーブル神戸

好きな菊池亜希子ちゃん目当て➕予告でのサブカル心擽るネタに惹かれて観てみたものの、コレは相当にツボ嵌った。
中島歩くん、好いじゃん。声が酔い。


予告観て大分期待値上げてたんだけど、全然そんなレベルじゃなかったわ。
結婚する事・子供が出来る事・新しい親族が出来る事、今ならではの向き合い方もあり、ある種の人にはあるあるネタの宝庫だ。 


荻窪から下北へとか、CD棚挟んでの口論やら、カフェでのライヴの雰囲気だとか、何でおぼっちゃまくんやねん!
あっ、サビーズ聴いてみたかったなぁ~

別れた両親を演じてたのが杏子とうじきつよしってのもツボ!技あり!


先ず、オープニングのインド料理屋での二人のやり取りが最高よね。
アレ一発で、それぞれの人柄、そして二人の関係性が見えちゃう。
それも圧倒的な面白さで。
物語の温度・テンポにも直ぐチューニング出来るしね。
名シーン! 

あの気取ったモノ頼んじゃったものの、思った様に楽しめなくって…でも、相手への見栄もあって、制止する手を振り払い…

ってのすんごく解る(笑)。
維持張って好きになる(好きな振りする)ってのはサブカルあるあるだよね。 


また、あのカフェライヴの雰囲気がまたリアル!

一時よくあんな現場に通ってたんだけど、まさに!なあるあるネタの坩堝。 


あそこで、出演してたsugarmeは、そうだ、『ムードインディゴ』をイメージしたCD出してたよね!

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劇中の音楽は、『リトル・フォレスト』も手掛けた宮内優里さん。

物語の空気/温度/匂いを巧みに音符化し、感情に透明に響くかの様な在り方。
素晴らしい。 


大橋トリオの主題歌 「めくるめく僕らの出会い」
ええなぁ。色々過るなぁ。
一度、
ワーハピで観た事あった。


菊池亜希子演じる緑が、臼田あさ美演じる親友に、勝手に距離置かれてしまってる様に感じちゃう描写の数々が切ないやねぇ。
気を使う事で傷つけてしまう。少し掛け違っただけで。 

あとカシオペアが良いなぁ。
ふと、先の見えない闇夜に一筋の光を照らして消えるだなんて…。あそこのカメラの質感、構図素晴らしい。
それとカエルのグッズはこの界隈ではテッパンやね。

そんでもって実家あるある、どれも最高!


中島歩演じる真生は、あの低温体質に至る過去がチラチラ除くエピソードの積み重ねに何とも掴まれた。

父親の家を訪ねての描写とか、経験ない筈なのに身につまされたり。

万年筆の使い方、イイね!


倦怠期を迎えた二人が、それぞれに向き合わざるを得なくなってしまう状況の作り方、そして、どう現実の中で折り合いをつけて行くのか?のリアルさ。

足掻き方もまたみっともないんだけど愛おしくって…だから切なくって…


はぁ…もう一回観たい!

そして、あの人・この人と語り合いたい!

今からでも遅くない。上映宜しくお願いします!