これでみなみ会館のオールナイトは、
『オール手塚治虫ナイト』『たむらまさきレトロスペクティブナイト』に続いて三回目。
ふたりナイトって事で調子乗って友人誘った訳ですが、仕事明けで参戦するが故、誘った私が途中で寝ちゃったりしたらどうしよ?だったものの、このラインナップ、そして程良い緊張もあって、四本共テンション・マッドマックスで挑めた!
単純にこの四本を35mmフィルムで観られるんだもん。そりゃ、無理してでも行くさ。いや、もう、大満足!
『色即ぜねれいしょん』
みうらじゅん原作&田口トモロヲ監督な、『アイデン&ティティ』に次ぐブロンソンズ映画第二弾。
まさに京都を舞台にした、青臭い青春映画の傑作!
改めてスクリーンで観ると、その背景を背負える京都への憧れ強まるばかり。
チェリー臭がスクリーンから溢れ出る主演の渡辺大知(黒猫チェルシー)や、アイデン&ティティから連投の峯田和伸、そしてくるりの岸田繁と、ミュージシャン度数高いキャスティングがここ迄好転する映画も稀だ。流石トモロヲ!
堀ちえみ&リリー・フランキー演じる両親も技あり!なんだけど、説得力あるんだよなぁ。
ちえみ可愛い。
リリーさん、寡黙ながら漢気ある。
マドンナ演じる臼田あさ美が、見た当時から、未だに堪らん!
あの優しさ、そして水着姿は反則!
安藤サクラも地味に出てるんだよね。
学園祭映画としては『リンダ リンダ リンダ』を想起させもしますが、何のことはなく、向井康介脚本だったりする。流石。
ベタな青春の画に真正面から挑んでも、こんなにも照れ臭くないのも素晴らしい。
あの海辺に三バカが座る画は青春映画の鉄板だ!
夜を行くローカル線。
鴨川での語らい…
ノックなしで入ってくる母親も鉄板よね(笑)。
やっぱロック映画としての側面がね、堪らんのですよ。
あのロック喫茶(BOWIE!ママは大西ゆかり!)で主人公が覚醒する瞬間!
京都って事で村八分(のカヴァー)流れたり。
くるり岸田演じる家庭教師の名言の数々!
すっかり忘れてたんだけど、音楽が大友良英さんやったね!
あとクドカンがちょろっと出てたり。
山本浩司さんも如何にもな役で出て来たり。
ここを劇場で押さえちゃうと、矢張り峯田縛りで『アイデン&ティティ』『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『グミ・チョコレート・パイン』『少年メリケンサック』とスクリーン制覇したくなるな!


