ベイマックス | Electronic Dolphin Eats Noise

Electronic Dolphin Eats Noise

空論上の九龍城

ベイマックス
{ED2A5D16-3F7E-4E6D-ADA2-730238043ABC:01}
2014年12月 @ ハーバーランド

しかし、まぁ、これがディズニー映画として作られた訳だから、ディズニーの攻めの姿勢はこちらの想像を絶するなぁー
日本でのプロモーションが云々言われてるけど、そりゃ、無理な話で、全然向こうのスピードに追いつけてない!

ディズニー本体がそのブランドをバリバリ破ってるのに、それの受け皿を作れないってのは、それだけプロモーションの現場が先細ってしまってる証明なんでしょうが、今作なんて、日本の特撮やアニメへの愛に溢れてるだけにその辺絡めたアプローチ出来ないのは残念だよな。 


兎に角ベイマックスのあの愛くるしさにふんわふんわと包まれてたら終わっちゃいそうなとこを、そっから驚愕のバトルへと雪崩れ込む様が圧巻ですが、そこの流れが全くスムーズで、いや、そこを描く為に!な設定に唸るのだ。


ロボットと少年の友情と、だからこその葛藤。
って、ブラッド・バードの大傑作『アイアン・ジャイアント』思い出すけど、

{F0E895FF-1018-45FB-9223-FEE4EBB4C68E:01}

未知なる存在としてその背景が曖昧に描かれたロボと違い、ベイマックスは作り手が見えるのがポイント。 

善意と悪意が表裏ではなく、その踏み込む一線の前後で、その境目も何て事のないってのが今的だ。

特に子供のそれなんて、ブレーキすらその手元に用意されていない訳で… 

その危うさのスリリングな事。


オマケの短編、『愛犬とごちそう』は、いつになくディズニーらしくない絵柄なれど、そこで描かれるロマンティックな(人と犬の)越境の愛と友情の普遍性は流石。
デジタル環境だから可能になった上下運動の壮絶なるカメラワークは、ホビット新作と通ずるスリルある。
{0B15AAE3-CE63-4D7A-A496-A8ED86B71A89:01}