ストックホルムでワルツを | Electronic Dolphin Eats Noise

Electronic Dolphin Eats Noise

空論上の九龍城

2014年12月 @ シネ・リーブル梅田


このヴィジュアルや予告から、例えば『タイピスト!』みたいなのを想像してたんだけど、全然違ってて、結構重たかった…
ってか、ガッツリ実話ベースの見応えズッシリな映画。
でも、後味は頗る良い!好き。


スウェーデンのジャズ・シーンを革命したモニカ・ゼタールンドが、成功へとギラギラと燃やす炎のあの熱さよ!

革命のその瞬間(母国語でのジャズの解釈!)の描き方がまた素敵なんだ!
しかし、当然、その私生活は犠牲にされ…も、結構辛辣に描く。


これ、モニカの生涯を追った映画の様で、その実描かれている期間は短いよね?

娘さん、始まりから終わり迄あんま成長してないし。
感触としては2~30年分ぐらい観た気分になりますが。 


アメリカでの最初の失敗時、帰りのバス、そしてマフラー等々のブルーが哀しいんですが、二度目での成功時、それが情熱たっぷりな赤に染まってるのがツボ。
インテリアから服装まで色彩設計が美しい映画です。 


主人公のモニカが、常に意識し、対峙し続ける父親演じる役者さんが菅田俊さんにそっくりなのに吃驚。

あの父親との確執には胸が締め付けられます。


そうそう、本作、『私は好奇心の強い女』で知られるヴィルゴット・シェーマン監督が出て来るのにも吃驚!

{AECBB227-C0AC-4BA2-BF9B-C78F81226AD6:01}そっか、そんな繋がりがあったのか!

ベルイマンの名前も出て来ます。