『FRANK』
僕の為の映画だー!って叫びたくなるよね。
もうこれは、愛だよ、愛。
まさに今この時代の、“開放的な閉鎖感”の、その気分をギュッとそのマスクに詰め込んだ、余りに残酷で、どこまでもファニーな青春。孤独。
FRANKとは誰あろう、切り捨ててしまった貴方の煌きなのかもしれない。
あの表情の変わらぬマスクを被る事で、自らの発信と、相手からのイメージとの=を、担保出来るSNS時代ならではの、その孤独と軋み。
何て奇抜な映画なんだろう、と言う驚きが、奇妙なシンパシーで以って静かなる頷きに変わり出す…
他方で今作、凡人が天才に出逢う事で愛と嫉妬に狂う物語として、現代版『アマデウス』だとも取れる。
オープニング、作詞作曲して歩き回る主人公の凡人っぷりには、嘗て音楽やってた身としては冷や汗出るな…
“FRANK”の脳内音楽を具現化するバンドメンバー、特にマギー・ギレンホール演じるクララ(勿論テルミン奏者のクララ・ロックモアがモデルだろう)がまさに字義通り爆発させる電子音群は震える程にクールだ!
彼女を観てると猛烈にバンドやりたくなってきた!結成しよう!2015年の抱負!
あとね、今作、物語中でのTwitterの扱い方が最高に楽しい。
割とまんまなんだ…
FRANKのモデルとなったフランク・サイドボトム
『FRANK』観終えて元映スタッフさんと喋ってて知ったんだけど、成る程、マッドチェスターの面々と交流あったてのが、『フィルス』での登場に繋がる訳だ。すっかり忘れてたけど、同じく元映で観た『フィルス』に出てるんですよ!

