スプリング・ブレイカーズ | Electronic Dolphin Eats Noise

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空論上の九龍城

スプリング・ブレイカーズ
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2013年7月 @ シネ・リーブル神戸

劇場初ハーモニー・コリン!

あの頃(90年代半ば)は君が眩過ぎて憎かったよ…


やぁ~、やっぱ面白いや。
あのオープニングから、どうなる事やら…と心配や不安過ったものの、流石のハーモニー・コリン、いつものあの境地へと連れてってくれる。


まぁ、人選ぶでしょうし、怒る方もいるかもね?


あの前半の享楽的な映像の数々…ハーモニー、だ、大丈夫か!?と心配しつつも、あの逮捕されてからの、“ほほぉー、こりゃ四人少女地獄行きやな”、な、こちらの予想を遥かに越える展開…
兎に角ぐったりするまでのテンションがラストまでな訳で…
が、しかし!


説教臭い青春譚にも、軽薄なガーリームービーにも堕ちない、あのロンリネスな空気へと辿り着く様は、矢張り恐るべしコリン!なのであった。
永遠のMr.アンファンテリブル。


あの四人+オマケ(ジェームズ・フランコだったのか!)のキャラを確り描き分けながらも、“個”にフォーカスしない様にはビビったな。
普通もうちょい背景描くっしょ?
徹底してる。


ピンク色の髪が印象的なコティ演じたレイチェル・コリンってハーモニー・コリンの奥さんなんだ!


とは言っても、勿論あの頃のまんまな彼ではない。
『ガンモ』や『ジュリアン』のヒリヒリする剥き出しの衝撃を、『ミスター・ロンリネス』で魅せた圧倒的な独創性を、どう今の映画的興奮へと繋げるか…?
編集もカメラも驚く程進化してる!

リスキーだけど、効果覿面なその編集。

帰結をちょっと挟み込む事で、進行方向に対して思いの外揺さぶられるのだ。