まぁね、こりゃ、間違いない作品で、物語の抜群の面白さと、安定の演出。そして今尚驚愕の特殊メイクに、知っててもショッキングなエンディング。人類、いや霊長類必見の名作。
今作は幼い頃にTV放映で初めて見ましたが、その時点ではあのオチを果たして知っていたのか?
にしても、相当にショッキングであった筈だ。
改めてスクリーンで観ると、そのエンディングへと持って行く演出や画作りも周到で唸る。
しかし、そのショッキングなエンディングも、当然映画全体に於いてのバランスを欠いている筈ななく、エンディングを知っていようが、いまいが、抜群に全編面白い。
安直な文明批判や格差社会/管理社会批判等で終わらない。
考えたら字幕で観たの初めてかも?
オープニングのテイラー船長の航海日誌の記録の声にコーネリアスファンとしてはニンマリ。
あのエンディングのリアリティを増す、荒涼としたロケーションが先ず素晴らしいし、人類初遭遇の画作りや、猿の人間狩りのシークェンスやテイラーの脱走劇のアクションの壮絶さには手に汗を握れぬぐらいに興奮!大画面映え捲り!
猿の特殊メイクはホント、今観ても素晴らしい造型。それぞれに個性ちゃんとあるし、表情も自然で。
一方でオープニングの宇宙船の造型は中々にチープ(笑)。同年に『2001年 宇宙の旅』なのにね!
今日最初に観た『猿の惑星』と最後に観た『ゴジラ』。
人類が引き金を引いてしまった作品って事で通ずるものあるな。
それは警鐘でありつつも、どこか背徳的な破滅願望の快楽と言いますか…
あと裁判シーンで、まんま見ざる聞かざる言わざる、なシーンあっておもろかった!
それとジーラやコーネリアスが着てる、あのポンチョみたいな緑色の服がお洒落で可愛い。
テイラーが、若き猿のルシアスに“30歳以上は信じるな”って言うシーンが、あの時代(1960年代末)を象徴してるなとも。
あのテイラーのキャラ造形、改めて観ると複雑に苦い。
