まぁ、ほぼ全編に亘って生い立ちや自己分析を開陳して喋り倒すゲンズブールには矢張り惹かれるし、あれやこれやの貴重な映像には萌えるしかない。
幼いシャルロットの無邪気さや、ヴァネッサのあの涙etc.
合間合間に挟まれる再現劇がチープで“らしい”。
兎に角贅沢な才能だったんですね、ゲンズブール。
音楽家としての側面は存分に堪能出来ます。
いや、しかし、一日の内に勝新とゲンズブールをスクリーンで堪能出来たのも特濃な日ね!
※同日、シネマ神戸で『続・悪名』&『新・座頭市物語』を観た。
勝新やゲンズブールみたいな色気は、我が一族には突然変異でもなけりゃ、到底手が届かないな。
まぁ、あんな業は背負いたくないけどさ。
そして、『ノーコメント』公開記念での…
モトマチセレクションvol.22“セルジュ・ゲンズブールという男”
元映でゲンズブール二本。『ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ』と『ガラスの墓標』。
強く残ったのはバーキンのTikubi&Sakebi(笑)。
いや、楽しみました。
『ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ』はゲンズブールの記念すべき監督デビュー作。
まぁ、衒いも気負いも、いや遠慮も思慮もなしな、ギラッギラの青春退廃劇。
まぁ、バーキンのしなやかな生命体としての色香には、性別も倒錯して興奮する。この時29歳!あっぱれ!
バーキンは大人しめなれど、登場シーンほぼ脱いでる、いや絡んでる(苦笑)。あっぱれ。
二本とも、まぁ、話自体はどーって事ないんですが、ゲンズブールの体臭が、例え役者/監督と立場は違えども、劇場に充ちて目が離せなくなる。
デカダンスの危険な臭い。
そして、バーキンのあの目に共犯者の臭いを嗅ぎ取ったに違いない。
洗面台下からのあの睨みに固まった。
『ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ』のあのバグダッド・カフェ以上の場末感も堪らんなぁー
名前オレンジジュースでしたっけ(笑)?
『ガラスの墓標』は無駄に豪華(?)なロケーション。
養鶏場のシーンは中々インパクトあって良し。


