KAVCでのポリス&ローゼズのドキュメント映画、これが思いの外に面白く、しかも色々と考えさせられた。
バンドと言う共同体が図らずも孕んでしまう宿命、そしてファンの幻想、その軋みでも朽ちぬ音楽のマジック。
これはポリスのドキュメントと言うより、ギタリストであるアンディ・サマーズのファインダー越しに見えていた、ポリス史だ。
まぁ、アンディ、人間臭くってね、最高なんやわ(笑)。
まぁ、アンディ、人間臭くってね、最高なんやわ(笑)。
『ザ・ストーン・ローゼズ:メイド・オブ・ストーン』
再結成時の盛り上がりと、オリジナルの活動期の熱狂とを重ね合わせ、失われたモノ・手にしたモノそれぞれを浮き上がらす構成はポリスもローゼズも同一なれど、矢張り結成の経由・活動時の道程・解散に至る経緯…その後の激動共々違う訳で、感触は全く別物。
ポリス、三人共ええ歳の取り方してて、一人一人では物腰柔らかそうやのに、三人揃って一度音を出しだすと、オリジナルの活動期以上にヒリヒリした軋み発するんだから、何とも因果な関係性やなぁ~と。
ローゼズの四人のリハのセッションは何とも和やか。
特にマニとレニなんて終始ニコニコ。
で、何て楽しそうなんだ!が、そのまま音に出てる。
あのふくよかなグルーヴこそ、ローゼズの肝なんだろうなぁ~
しかし、あの生Fools Goldはヤバかったなぁ…
体感では20分ぐらいやってなかった?と。
KAVC特有のあの空間での上映の映え方も込みで引き摺り込まれたな。
あと、もうちょい音大きかったら!
あんな二作観ちゃうとバンドやりたくなるよね!
やる?
やるなら断然ベース!
まぁ、でもさ、ポリスにしろローゼズにしろ、彼の地ではロックの伝統や文化が生活に未だ密着してる姿は唯々羨ましい。
あんな風に親子でロックを共有する姿…
欧米でも音楽ソフトどころかダウンロードすら売り上げガタ落ちなんて話はよく耳にしますが、例えば今日観た二本なんかで感じられたのは、彼の地ではレコード業界に囚われない音楽の処世術もずーっと根付いてるんだよね、きっと。
20世紀に花開いた音楽ソフト文化で生まれたソフト群はこれからも確りオリジナルの形に敬意を示した上で管理・流通されるべきですが、これからは(ってか既に)そんな時代ではないんだよな。
色々と思うところあった。

