タイム・イズ・イルマティック | Electronic Dolphin Eats Noise

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空論上の九龍城

Nas/タイム・イズ・イルマティック
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2014年10月 @ KAVC

Nasのデビュー・アルバム『illmatic』の20周年を迎えてのドキュメンタリー映画。

この革新的アーティスト、歴史的名盤の誕生は如何なる背景と軌跡を持っていたのか?を、非常に解りやすく。


劇中でも言及されている『スカーフェイス』宜しく、Nasがどう上り詰めて行ったのか?を、本人含む様々な証言で浮き上がらせて行く訳ですが、そこに当時の黒人社会のリアルな臭いや、巨大化するヒップホップの皮膚感覚等が重なり、相当にスリリング。


Nasはしかし、家庭環境的には随分恵まれていて、才能をスクスク育まれてもいた訳なんですね。
ジャズミュージシャンの父親からの影響。母親の厳しくも深き愛。
だからこそ過酷な街の現実を、ある種の客観性込みの冷静さで捉えられていたのかも?


それにしても、あのMCシャンとKRSワンのdisり合いの流れは、流石にスリリングで燃えたなぁ。


あのハーバード大に招かれる辺りの描写、あと後半街に戻ってくる姿とか、ホント、まんま『スカーフェイス』だよなぁ。

あの大学でヒップホップの歴史を教える様になったみたいな描写って去年のATCQのドキュメンタリー映画『ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ』でもなかったっけ?
確か資料室が出来て~だったかな?

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ATCQ、Nasとドキュメント映画来たんなら、次は是非彼らを!
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