2014年1月 @ 塚口サンサン劇場
好きな要素しか見当たらなさ過ぎて、躊躇してた一本。
メイン三人の呼吸、距離感。
サブカル過ぎないサジ加減。
ぎゅーッと後退りしておいてから、放たれる青春の矢が余りに眩い!
とは言っても予告をチラッと見た程度の予備知識だったので…。これって80年代が舞台なんだね。
例えば桐島とか、世之介とかが頭過るぐらいにここに描かれる青春はとても私達にも普遍で不変に響く。
一つ一つ描かれてる闇や過去の部分は既視感あるものばかりなれど、それをメイン三人だけでなく、それぞれの人物の背景までそれとなく描き組み込む術が巧みで、それによってありきたりな描写も深みと瑞々しさを矛盾なく保っている。
特に主人公のおばさんの描き方は白眉。
例えば主人公がアメフトの試合で皆に合わせて立ち上がったりする姿。
エマ演じ女の子がこんな男と付き合っておけば…な姿。
エズラ君演じる彼のピエロっぷり。
ホントとホンネはこんなにも苦い。
スミスやボウイ他の直球勝負な楽曲群には確かに一言二言申し上げたくなるものの、こんな風な世代越えた文化を持ち得なかった僕らには、先ずは羨ましい!と指咥えるしか術はないのである。
にしても、あのトンネル内でボウイ流れる時の高揚感たらない。
“完璧な楽曲!”
“無限を感じる!”
うん、そんなの言わないでもわかってるさ!
あのシーンへと踏み込めるかどうかがこの映画の分かれ目だったんだろうね。
まぁ、強いて難癖付けるとしたら、エマ・ワトソンが可愛い過ぎる事(彼女をまともに観たの初めてかも?)!エズラ・ミラーがイケメン過ぎる事(弓射ってた頃からファンっす)!
主人公のローガン・ラーマンは最高の適役!
また三人で組んでワチャワチャしたの撮って欲しいね。
でも、正直なところ、この手の映画で毎度の如き“わかってる人達のバイブル”的な扱い受けるスミスが気の毒でならない。
何でそんな事なった???
まっ、私が個人的にそこまで嵌まらなかったのもあるけど。
こうなったらスミスが語られる映画祭とかデキんじゃねぇ???
ところで、友人に観た感想語ってたらエマって何歳?と聞かれて、パンフ捲ったものの、珍しくキャストの年齢(出生年)書かれていない。
あれ?と思ったものの、そうか、これは青春、だから全世代にお勧め!
