パンドラの匣 | Electronic Dolphin Eats Noise

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空論上の九龍城

2009年12月のmixiでのBlogの転載。

で、初新開地・初アートヴィレッジセンターから移動して三宮へGo!

駅に着くとすんごい人の数…物々しい警備員…???
そうか!これがルミナリエ効果か!
行った事無いんだけどどんだけ来るねん!って人の数。車道を止めて凄まじい行列が並んでおりました。何時間ぐらい並んで何分程見れるのだろうね?ちょっと見てみたい気もしましたが、そんな暇は無い!
前から食べたかったSAVOYのカレーを食べて(美味っ!)、目指すはシネ・リーブル神戸!
到着すると不思議な催しが。色んな趣味の展示?詳しくは見なかったけどまず量に圧倒。そして一個一個の細やかな仕事に驚嘆。時間あればゆっくり見たかった。
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うん。で。これだ。
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あ~面白かった!
原作もベラボウに面白かったけど、映画は映画で巧にトレース。
昭和初期大阪と奈良の境に実在した健康道場なる(今でも)規格外な療養施設がモデル。そこに実際に入所してた青年が綴った日記(『木村庄助日誌―太宰治『パンドラの匣』の底本』として出版もされている)を、彼自身が心酔してた太宰治に遺言に従って遺族が送ったところから始まる。その日誌を元に書かれたのが『パンドラの匣』なんだそうだ。因みに今回が初の映画化では無く、1947年に『看護婦の日記』のタイトルで公開されている。
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この道場がトンデモ無い処で、胸の病気の療養なんて大人しく無理せず焦らずな感じが普通なんだろうに、ここでは積極的に身体を動かして行くのだ。その療養方法は映画でも細かく描かれておりますが、大きなインパクトなのがあだ名&掛け声だろう。入所したら早速あだ名が付けられ名札も貼られてしまう。そして「やっとるか」に対して「やっとるぞ」、「がんばれよ」に対して「よしきた」。こう言うお約束が場に独特の高揚感と安心感を持たせてるよね。実際結構理に適ってる部分も多々だったとか。
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映画ではここに入所する事になった主人公ひばり(勿論あだ名)が、胸の療養をしつつ、出逢った看護婦の確り者竹さんや頼りの無いマア坊、そして竹さんと入れ違いに出所しつつもひばりと文通で繋がるつくし等が、彼を大きく成長させ、且つ彼自身も周りの皆に大きく影響を与えて行く。
殆ど原作のまま。微妙に設定変わってる部分も然程の変更点では無いね。
冨永監督の沸点マックスな才気が今回はバランス良く機能を果たし、誰もが楽しめるエンターティメント作に仕上がっている。
アフレコの効果が最大限に活かされた音響設計と音楽の絶妙なアンサンブル!音楽担当の菊池成孔さん&整音・効果担当のパードン木村さん最高!布団部屋のシーンが絶品です!
そして役者陣!主人公ひばりの染谷君&マア坊の仲ちゃんは初々しくて甘酸っぱい!つくし役の窪塚やゲスト出演のKIKIも流石の存在感。
が、しかし、やっぱ竹さんだ!川上未映子さん(同い年!)の魅力にクラックラでありました…
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今度小説読みますね!