深夜、掴もうと… | Electronic Dolphin Eats Noise

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空論上の九龍城

2009年9月のmixiでのBlogを転載。

さて、唐突に凄いニュース入ってまいりました!
塚本晋也監督が自らの代表作『鉄男』を外国人キャストでリメイク!!!
いよいよ公開っすか!
昨年辺りから話は入ってきてたし、もっと言えば10年以上前からちょこちょこ聞いてはいたしね。

塚本監督は勿論大ファンなのであります。
最早伝説の『鉄男』。
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と、当時は???だったものの今だと納得な内容の2作目。
都市生活者の肉体感覚の欠落を、誰も思いつかぬ方法で強烈にフィルムに焼き付けたその手腕は世界を唸らせたのだ。今や映画界に欠かせぬ存在にまでなった役者“田口トモロヲ”を発掘したのも秀逸。彼しか考えられぬ!な強靭な金属音を提供した石川忠の存在もデカい。

その後もそのコンセプトは『東京フィスト』
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『BULLET BALLET』に鮮やかに受け継がれたものの…

その一方で発表されたメジャー仕事『ヒルコ』
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『双生児』にはちょっとガッカリさせられたのでした。つまんなくはないのだけれど。

そんな彼が作家として新たなフェーズに入ったなーと嬉しくなったのが『六月の蛇』。
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当初エロスがテーマと聞いて不安が頭を過ぎったものの、彼らしさはそのままに誰も到達できぬ程の深き境地へと忍び行った怪作でありました。日本では相変らず無視されちゃいましたが海外ではこの作品辺りからまた再び塚本ブームが巻き起こりましたね。

そして『ヴィタール』…
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『六月の蛇』で忍び行った境地のその先から発っせられたかの様な幽かなとても幽かな“何か”…こんな映画が存在してしまう事に脅威と恍惚を禁じ得ないのだ。
活動休止中だったCoccoが新曲「blue bird」を提供したのも話題になりました。
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『ヴィタール』の販売DVDに付いている特典DVDが作品そのものな透け切った作りでビビッたな~

『ヴィタール』でどこか達観したのか、その後の塚本監督は更に溢れるイマジネーションを独特のエンターティメントに昇華する才を巧みにコントロールできる様になった感あります。
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『HAZE』とか出だしこそありふれたシュチエーション・スリラーな趣きでしたが、その後未曾有の塚本世界に突入してて楽しめた。

そして『悪夢探偵』
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『悪夢探偵2』に到っては念願の国内ヒットまでしちゃった上に、アメリカでのリメイクも早々作られそうな雰囲気だし。
あ~厭だ厭だ厭だ…でお馴染みの悪夢探偵でありますが、これは本当面白い。一作目はまだまだ手探り感あったけど2作目は全開の不快感であります(笑)。3作目も楽しみだー