『女は女である』
ゴダールの『女は女である』とカサヴェテスの『こわれゆく女』、35mmフィルム上映。
一方は生きるレジェンドなる冠を自ら壊し続ける現役の、一方は没後四半世紀経てもカリスマであり続ける、仏米それぞれ巨匠の傑作二本。
ゴダールの『女は女である』は全くの初。
兎に角お洒落だのクールだので括られる初期JLGですが、この時期の最大の強みはユーモアでは?なぐらい笑った。皆笑った。
ここんとこ50-60年代ゴダールを結構良いペースで劇場で観ちゃえてますが、これ、もしかしたら一番好きかも?
数mmズレたらアヴァンギャルドにもダサくもなっちゃう絶妙のラインなネタの数々に身悶えてたら終わっちった。
オープニングから映写泣かせヒヤヒヤなお得意の音OFFネタが全開で、 あのアンナ・カリーナが職場で歌ってたらアカペラになっちゃうとことかゾクゾクする!
ベルモンドとミュージカルごっこ(まさに“ごっこ”!)するとことか萌えるね。
あと、家の入り口で本編中ずーっと抱き合ってるカップルとかさ!
本のタイトルで無言の喧嘩し合うとこで悶絶!
スクリーンにタイポ打たれるとこも好きだなぁー。あの間!
あと、やっぱ色彩感覚だよね。
これ考えたらゴダール初のカラー作品でしょ?
それでここ迄の物撮れちゃうんだから…
カリーナのスラリと伸びた赤い脚が鮮烈に残る。
シャワールームでの三原色も素敵!

