『円卓』
逃し続けて、やっとこさ塚口サンで捉えた『円卓』。
行定監督には同じ様に児童映画の『遠くの空に消えた』がありますが、あちらが表行定なら、こちらは裏行定。
チトお行儀良くって物足りなかった表に比べ、こちらは苦味も痛みも満載で、怪作にして傑作。
文句なし。
ここに来て、芦田愛菜は完全に最強のカードを引き寄せたのではないだろうか?
最早天才子役だなんてカテゴリー完全に越えている。
そして、ぽっさん最高!!!
青山美郷ちゃんの三つ子の余りに自然な演じ分けにもビビる。
ホント、今作の凄さ語り出すと夏休み終わっちゃうけど、行定さん、あんなに大好きな初期作品群をここ迄凌駕しちゃうぐらいのをまた撮ってくれちゃうだなんてねぇ…(涙)。
今作、“イマジン”が、大きなキーワードですが、こんなに観客のツボを“イマジン”してそれを巧みに具現化されたら敵わん。
芦田愛菜の最高の表情をよくもあそこ迄捉えたものだと思うし、周囲の名優、子役たちとのアンサンブルも絶品!
“団地”や“学校”、“住宅街”“ともだちんち”って子供達が過ごす空間のリアリティの醸し出し方、目線とか距離感とかね!
時折挟み込まれるギアがぶっ飛んだ演出も効果的!
そうそう『円卓』、上映前に『シンプル・シモン』流れてたけど、どこか通ずるものあったなぁ。
