河内山宗俊 | Electronic Dolphin Eats Noise

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空論上の九龍城

2014年6月 @ 塚口サンサン劇場


塚口サンで山中貞雄監督特集の1/3本、『河内山宗俊』観て参りました。
これにて残された3本はスクリーンで35mmで制覇出来たな。
『丹下左膳餘話 百萬兩の壺』同様、抜群のユーモアと滲み出る人情噺、そしてチャンバラもあるでよ。


アナウンスされたように、音声の聞き取り難さ、そしてシーンの欠落は痛い。
が、それが何だと言うのだ。
山中貞雄だぞ!と、胸ぐら掴まれるオモロさ。
画のダイナミズム、間のラディカリズム。
そして、登場人物が皆活きている! 


あの細やかな花咲く現代的ロマンス。

原節子の可憐さよ!

涙もちょちょぎれる人情譚。

弟想う姉の過剰な迄の愛!任侠の熱さ!

そしてド迫力のスペクタクル。

後半の畳み掛けるアクション、特に下水道に降りての展開のあの熱量には魘される…