旅人は夢を奏でる | Electronic Dolphin Eats Noise

Electronic Dolphin Eats Noise

空論上の九龍城

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2014年5月。@ 元町映画館。

ミカちゃんの久々の日本劇場公開(何と12年振り!)作。

ヴェッサ・マッティ・ロイリ演じる父親が何より素晴らしくって、どーしようもない程のクソ親父なんだけどさ、その憎めない天性の愛くるしさでもって、息子だけでなく、周り、そして観客まで巻き込んでその動向に気が気でなくなるのだ。 

このポスターや予告でも使用されている、35年振りに再会した親子がその血の争えなさを実感してしまうデュエットには心底メロメロ(何、あの低音ヴォイス!)になる!

アキ・カウリスマキが街の匂いが染み込んだ、そこに住む方々の悲哀を映すなら、兄であるミカ・カウリスマキはロードームービーのスタイルで以って、留まる事の・留めておく事の出来なかった想いの軌跡を辿り、やがてその先を共に探らしてくれるのだ。

兄弟で大きくスタイルは違えども、ギターがジャーンと鳴るあの瞬間には逃れ難きDNAを感じたぞ。

やはり元町映画館のあの空間にロードムービーは似合うな。
だから、『ヘルシンキ・ナポリオールナイト・ロング』が観たいのです。
元映さんでロードムービー特集やらないかなぁ~