アリス・スウィート・アリス | Electronic Dolphin Eats Noise

Electronic Dolphin Eats Noise

空論上の九龍城

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2009年7月。mixiの某コミュニティより移植。

80年代に、そのゴージャスな美貌で人気を集めたブルック・シールズ、彼女の幻のデビュー作がこれ。

一風変わった感性からか家族からも周りから浮き捲くる姉アリス、と誰からも愛される妹カレン。
二人はその対照的な性格から反発し合ってた。
そんなある日、妹カレンの洗礼が行われる教会で悲劇が起きてしまう。カレンが洗礼の最中に教会で無残に殺されてしまうのだ。
疑いの目はアリスに向けられる。
アリスのその感性は大人達には不安定な精神に映るのだ。
その後家族の周りで次々と殺傷事件が起こり、遂にアリスは精神病院へと送られてしまう・・・

70年代のオカルト・ブームの流れで作られたであろう本作。雰囲気タップリの映像と演出、そして驚きの展開で息つく暇も無く一気に見せます。
特に始まりからの15分は凄い!ビデオのパッケージが残念ながらB級感醸し出してますが、作品自体にはかなり格調高いムードとテーマが支配しております。
黄色いレインコートに半透明の仮面・・・そして手には包丁。
このヴィジュアル・イメージはかなりのインパクトでしたね。
そして中盤以降のアリスの不安定な精神状態の描き方は、この作品を当時乱発されていた他の幾多のオカルト映画との差別化に成功している。
後半のどんでん返しも中々のもの。

1977年制作。アメリカ映画。
監督はアルフレッド・ソウル。他にはこれと言った作品を手掛けてないのですが、この作品で見る限りは結構な才能だったのでは?

因みにブルック・シールズはカレン役です。