20分と言う時間は一日のサイクルの中で特別な長さではないだろう。
出掛ける前のバタバタなんかだと、そんなのあっという間だもんな。
しかし、時にその20分が一生の中で特別な意味を持ってしまい、拭い去れない思い出となってしまう事だってある。
元町映画館で、1/18-1/24に上映される『少女たちの時間』は、今泉かおり監督、濱口竜介監督、金井純一監督、と言う若き才能溢れた御三方の特別な“時間”を切り撮った短編を一気に味わえる、素晴らしいセレクションだ。
僅か20分にギュッと凝縮されたあの二人の一週間は、一瞬の刹那と永遠の煌めきを矛盾なく封じ込め、全てのショットが、台詞が、表情が愛おしくって、何度も観たい様な、二度と観ない方が良い様な…(結局二回観たけどさ!)。
靴紐からのあの一陣の突風!何て風吹いたのだろう!
転校の多かった私にとって、『転校生』のあの20分は、胸につっかえていた吐き出せなかった感情を、ダムの決壊の如き涙と共に流し去ってくれたのだ。
主演の森川葵ちゃん、早くもオーラがバリバリで参ったな。
僅か20分であの子のテンポに持ってっちゃえるのは天賦の才か。
売れるのは間違いない(実際この後、主演映画『スクールガール・コンプレックス』、出演ドラマ『35歳の高校生』と、大活躍!)。
対する転校生演じた増田璃子ちゃんは、僅か20分であの子の見えないバックボーン感じさせちゃうんだから畏れ入るな。
歩き方が良いんだ。
最近何か活動されてるのかな?
さてさて、一念持って、一年待った『転校生』 @ 元映。
あと現時点で、24時間切った!
今回の上映で以て、関西圏の皆様にも胸張って宣言出来る。
金井純一監督の『転校生』は私の人生のベスト1!
