ニーチェの馬 | Electronic Dolphin Eats Noise

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空論上の九龍城

あの風が剥ぎ取って行った物は、現代の映画(界)がたっぷりと身に付けた諸々の贅肉以外の何物でもない気がしてならない。
最後に辿り着く“画”の美しさ・・・

http://bitters.co.jp/uma/


タル・ベーラの最後の作品なんだそうだ。
と、言っても個人的に知ったのは前作『倫敦から来た男』の公開時なんで、偉そうに語れる資格はないのですが。
まぁ、その『倫敦から来た男』と同時に観る事が叶った『ヴェルクマイスター・ハーモニー』の衝撃には打ちのめされましたよ・・・
残念ながら(映画監督人生としてはの)晩年になってのここ日本での盛り上がりの為、そのフィルモグラフィの殆どがまともに観られないのですが、今の映画界では唯一無二と断言出来る程の圧倒的映画(館)体験をさせてくれる巨匠である。

故に、観ろ!当然劇場でだ!
この映画の前に私如きの陳腐な感想の言葉などは掻き消される。