- 何ともかんとも掴み所の無い作家“物集高音(大体この名前が読めない)”。
- 大東京三十五区 冥都七事件/物集 高音

寡作な彼ですが、その作品はどれもこれも忘れ難き匂いと余韻にあふれている。
シリーズ化もされ、代表作とも言える本作。で、あるが、その面白さは哀しい程に発見されないまま・・・
主人公の学生(兼新聞記者)の持ち込む冥都東京の怪事件を、下宿の家主のお爺ちゃんが縁側から出ることなく解決していくという何とも珍奇な世界。
私は帯の京極夏彦氏の推薦文に惹かれて買ったのですが、その京極氏の京極堂シリーズを想起させつつも、飄々としたタッチと狐に騙されたかの如しユーモアでまったく別の楽しみ方に辿り着く。
この作品映像化に向いてると思うんだけどな~