エイジア・メイジア | Electronic Dolphin Eats Noise
- シンガポールが生んだアジア音楽界のボス。
- エイジア・メイジア/ディック・リー

ディック・リーといえば80年代後半~90年代頭のワールド・ミュージック・ブームで登場してきたミュージシャンと思われがちですが、実はデビューは1974年!
- 当時は欧米風の甘いポップスを歌うSSWとしての活動がメインだったようです(それ以前にはファッション・デザイナー兼イヴェント会社の経営者もしてたそうな)。
- しかし本人の中にはもっとシンガポール独自の音を発したいという気持ちがあったようで、引退覚悟で好きな事をやってみたのが前作『マッド・チャイナマン』(1989年)。これが世のブームとリンクして売れに売れ、そして今作が作られたのです。
ここでのパートナーは久保田真琴氏。
- この日本で70年代より日本発信の世界レベルの音を果敢にも制作していた彼は、ディックにとって最良の理解者でありましょう。当時の久保田氏の奥方でもありディックの音作りともリンクした作品を発表していたサンディーさんもデュエットで参加しております。
当時の最先端であったハウスやヒップホップの手法を大幅に取り込み、アジアの様々な素晴らしい民謡や歌謡曲を欧米のロックやポップスとクロスさせ、それを流麗に歌いこなす。
- 特に当時大きな話題になった「スキヤキ」の斬新な解釈は未だ有効だ。
- オリジナル曲でのメロディメーカー振りも絶品!
しかし当時のレコード会社がこの当時のマスター音源を紛失したというエピソード・・・ありえん!

