“ラブ・エイティーン”である。
角川映画×大林宣彦×大友克洋。
懐かしの80’sイズムを今の感覚で改めて時代に叩き突けてみたかの如し、ときめくSF“美少女”アクション!
時は西暦2018年(決して遠い未来の話では無い!)、2009年に稼動した2台のスーパーコンピューターが巻き起こす、空前絶後・驚天動地でありながらも、どこか人懐っこい一大騒動。を、駆け抜ける少年・少女の煌く青春。
マキシマムなSF的大風呂敷を広げながらも、あくまでそこで展開するのはミニマルな私達の生活の延長線上の息遣い。ってのがいかにも80年代的で、どうも頭でっかちで閉じた世界に終始してしまう90年代以降のSFとの隔たり。
何と言ってもこれが初連載だった作者が、連載開始の時点で38歳ってのが励まされます。
繊細なラインと、大胆な構図が生むスピード感のダイナミズムとやがて訪れるカタルシスは中毒性高し。
残念なのが全2巻で終わっちゃった事。もっと、広げて欲しかったけどなー
っと、思ってたら、当初は僅か32ページの読み切りの予定だったとか。
