①身体内部および外部の情報に基づいた生理的・本能的な欲求
食欲、呼吸、飲水、排便・排尿、性欲、闘争、避難
②心理・社会的な欲求
獲得、保存、秩序、優越、商人、保身、支配、防衛、反発、対立、恭順、模倣、避難、親和、避難、拒絶
人間に限らず動物が生存してゆくには程度や質に差はありますが”欲望”は不可欠なものです。
諸説ありますが10万年前にアフリカで誕生した”ヒト”はこの欲望と頭脳で生き延びてきました。
種の保存、個体の生存には欲は必要ですが、欲望は個体差が大きくしばしば害を及ぼすことがあります。仏教ではこれを煩悩と呼び抑制することの尊さを説いています。しかし、生存に必要ですから、うまくコントロールしてゆくしかないわけです。
過食という言葉があります。食欲が強い場合に見られます。この行動も実はこれまで人間が乗り越えてきた飢餓との戦いには必要なものでした。知力を動員して食物を確保し、あるうちに出来るだけ食べ貯めておくという行動です。
ヒトには欲望の程度の差があるのは、いろいろな環境の変化に対応して生き延びて行くためです。しかし、現代のように飽食の時代には食の欲求が強いことは環境に適応していないことを意味します。反対に食が細かったり食べても太らない方は適応していることになります。
どちらに属するかは運です。
食欲が強い方は欲に任せず理性でコントロールするしかないようです。
残念なことに食べても太らない幸せな体質の方は2割しかいないんですね。
