浅草観音裏より、酒の大桝本店 石山でございます。
前回は、芋掘りの「い」の字も出てまいりませんでしたが、
今回はいよいよ芋掘り体験のお話です。
南国鹿児島も少し肌寒い早朝7時、バスに乗り込んだ我々一行は
一路、今回の目的地 鹿児島県日置市へ
約1時間バスにゆられ到着したのが、

今回お世話になった『小正醸造株式会社 日置蒸溜蔵』さんです。
明治16年創業、今年で130年を迎える老舗の蔵元さんです。
挨拶もそこそこに、我々は再びバスに乗りこみ、更に30分移動し『小鶴農園』さんへ

軍手、長靴、前掛けをフル装備して、いざ芋掘りへ!

と、その前に農園の方からレクチャーして頂いたお話を。

春に植えられた苗の状態から今回の収穫まで約160日、サツマイモはすくすくと成長していくのですが、
サツマイモって実は「根」が成長したものなんだそうです!御存知でしたか?
因みに、ジャガイモは「茎」が成長したものだそうです。
ここ「小鶴農園」で栽培されているのはデンプン質が多く、香り豊かな「黄金千貫」という種類です。足元に見えるのがそうです。
見た目は真っ白で一見サツマイモには見えませんが・・・
というわけで芋掘り開始!

シラス台地の畑の土は柔らかでほこほことした感触、掘り返すと虫もいて、健康で豊かな土壌だと感じました。

ワタクシ石山、久々の畑仕事にテンション上がりまくり、夢中で芋と格闘していました(笑)
何せ土の中のお芋さんたちがデカイ!
そして、何処まで繋がっているのか?と思うぐらい沢山房になっているので、
そっと土を掻き分け、途中で切れないよう慎重に掘り進めていました。
さながら、遺跡発掘の気分でした(笑)
他の参加者の方々もかなりハマッタようです。

今回の収穫分です!この一袋で約500kg、1升瓶の焼酎250本分になるそうです。
1時間の芋掘り体験はあっという間でしたが、
自分たちの収穫した芋が焼酎になるのだと思うと、感慨深い貴重な体験でした。
まずは良い原料、良い畑を作ることから酒造りは始まっているんですね。
そして、次は蔵元さんへ
というところで次回へ続きます。
あれ?焼酎の美味しい飲み方は・・・
そちらも次回のブログにて(汗)
では!酒の大桝本店 石山でした。