新しい環境に飛び込んだ皆様は
そろそろ、落ち着いてきた頃でしょうか?
新年度も相変わらず
浅草観音裏よりお届け致します。
酒の大桝 本店 酒井でございます。
歌舞伎ファンの方ならご存知でしょうか
「弥助」(義経千本桜でお馴染みです)
その名を冠にした酒が遂に発売です!!

日高見 芳醇辛口純米吟醸「弥助」
1800ml ¥3,150 ・ 720ml ¥1,890
自他共に認める鮨マニア
(一方では鮨王子)
なんて呼ばれる平孝酒造の平井社長
「魚で飲るなら日高見だっちゃ」の
言葉通り、鮨に合う酒を提案し続け
弥助の発売までには丸三年の時間を費やした
平井社長、納得の自信作です。
鮨に合わせる日高見といえば

「純米超辛口」(左、白いラベル)でした。
しかしながら、この超辛口
青魚から赤身を守備範囲としており
甲殻類や貝類の繊細な甘みの中では
いささか酒が勝ってしまう傾向にありました。
そこで甲殻類~貝、白身魚~イカ・タコといった
繊細な甘みを持つ魚に寄り添い、引上げる酒を
目指し醸されたのが、この「弥助」ですっ!!
芳醇辛口と謳っておりますが、決して辛口酒ではありません。
(キレ味抜群という所では、辛口の部類に入るでしょうか)
そして吟醸と名乗りながらフルーティーな香りなど
一切、ございません。あしからず。
吟醸=「吟」味して「醸」した酒=吟醸酒と名乗っております。
そんな「弥助」
一般発売は六月なんですが・・・
なんと、酒の大桝では先行販売させて頂きます!
お寿司やお刺身のお供に是非!!
合言葉は
「魚で飲るなら日高見だっちゃ」です。
あっ、そうそう
「弥助」がなんで寿司と繋がるか
説明してませんでしたね。
その昔、世は源平合戦の只中
敗軍の将、平清盛の孫 維盛が
難を逃れ寿司屋に身を隠し、
その時使った偽名が「弥助」
その名が後の花柳界で
お寿司の事を「弥助」と呼ぶ語源になった
と言われております。
歌舞伎の「義経千本桜」でも登場しますよ。