酒の大桝本店の梛野です

朝晩が涼しくなり
すっかり秋ですね

食欲増進の心配も・・・

少し間があいてしまいましたが
ニュージーランドワイナリー研修の続きを

南島のセントラル・オタゴから上にあがり
マールボロの
ドッグ ポイント へ
【ドッグ・ポイント・ヴィンヤードはイヴァン・サウザーランドさんと
ジェームス・ハーリーさんがクラウディー・ベイでブドウ栽培者の
チーフワインメーカーとしての経験を1つにしたワイナリーです。】
草が青々している畑を見てびっくり!
ドッグ ポイントの畑は、
農薬などを一切使わない葡萄造りをしています!!


そこで、
いっぱい雑草を食べてくれる羊さんが大活躍!!
ちょうど、
羊の毛刈りが行われるということで・・・

毛が刈られた羊たち・・・

葡萄から自然な造りをし、
酵母も野生酵母を使い、
土地の良さを一番引き出せる、美味しいワインを作りたい!という
こだわり!!
自分たちで管理し、納得したワインだけを造るからこそ、
生産量もごく僅か



樽熟成は通常12カ月位で、同じ樽を次の年使うそうですが、
ドッグ ポイントの
セクション94 ソーヴィニヨン・ブラン
シャルドネ
ピノ・ノワール
はすべて18カ月樽熟成をするそうです!
ということは、
樽も場所も倍必要に・・・
すごいこだわり

だからこそ、感動できるワインが造られるんですね

そして、北島に移動し
ホークスベイのクラギー・レンジワイナリーへ
【クラギー・レンジ・ワイナリーは1998年にアメリカ人実業家のテリー・ピーボディ氏によって設立。
マスター・オブ・ワインの称号を持つスティーブ・スミス氏とタッグを組み、単一畑にこだわった高品質なワインを生産しています。】
まず、驚いたのはワイナリーのスケールの大きさ

設備の凄さ・・・

大規模ワイン会社とは違い、
クラギーレンジは高品質ワインをつくっているんです

それぞれの、品種にあった、タンクや樽で醸造、
ボルドー品種用の地下セラーもあります
もちろん、ボトリングやラベリングも自社専用のラインをもち、スタッフもそれ専任




凄い

ホークスベイにあるギムレッド レーヴェルの畑は、元は川底だったのが、大洪水により水が逆流し川底が出て来てしまった、土壌。農作物を作るのは不可能、石を採掘する事だけしか出来ないと言われいた土地を、ブドウ栽培家達が反発をし、ブドウ畑としてよみがえらせたそうです。
この石が、太陽を反射し、ぶどうに十分な光を与え、その熱を含み気温をもどんどんあげます。
その為、ここでそだったブドウは色がとても濃く、とても滑らかで、そしてしっかり主張するタンニンをもちます。
さらに一部の区画には牡蠣の殻を敷き、反射を利用して全体に光を与えているんです

ここまでできるから世界に認められるワインができるんですね

今回、各ワイナリーを訪問させて頂き、
ワイナリーの方々の温かさ、
そしてワインへ愛情・・・
驚きと感動がいっぱいだった私は
さらに
ニュージーランド ラヴァーに
