俳句で一献♪ 夏編 | 浅草・スーパーダイマス・酒の大桝のブログ

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こんにちは! 酒の大桝本店の小島です。

突然ですがここで一句。



 行く雲を

 ねていてみるや

 夏座敷

 ―― 志太野坡(しだやば)



夏座敷とは襖・障子を外し、

風通しを良くした部屋の事。



お呼ばれされた別荘の夏座敷で寝ころび、

開け放った座敷から流れる雲を見る。

という贅沢なひとときを詠んだ句ですね。



今回は、芭蕉にも師事した元禄の俳人、

志太野坡さんに扮し、この俳句で

エアー飲酒してみましょう(笑)



夕刻、ちょっと涼やかな風が肌を撫でる頃。

主人が用意してくれた座敷の畳の上で

ごろんと横になってみる。

夏の雲がゆっくりと流れていく。



日中の暑さから逃れられたからか、

つい、うとうととしていると、

庭先で採れたという夏野菜が

氷を浮かべた桶に入って供されます。



胡瓜、水茄子、トマト。



その横に添えられた味噌や塩を

付けてそのままかじる。

夏の太陽をたくさん浴びて

どれも味わいが濃ゆい。



すると主がお酒を持ってやってくる。



 夏のお酒ですよ。

 どうです、一杯やりませんか?



手にするのはみちのく山内より

取寄せたという夏のお酒。




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まんさくの花(秋田)雪室吟醸
    【限定品】 720ml ¥1785

〔詳しくはこちら参照〕



このお酒が夏野菜ととても相性が良い。

飲み口もするすると心地よく、

涼やかに楽しめるお酒である。



ふと外に目をやれば、すでに日も暮れて

近くの田んぼからは蛙の鳴く声が聞こえ出した。



じゃ!

そろそろ夜に向けて本腰入れますか~。

とおもむろに顔を見合わせ、

うっしっしする主と私・・・って



あぁっ!エアー飲酒でも

普段と変わらんじゃんか(汗)

翌日どーなっても知らんぜよ~