今回は新入荷のお酒を2つご紹介

どちらもお酒造りになくてはならない
酵母

ひとつは現存する最古の酵母「協会6号酵母」の
80周年記念に造られた限定醸造純米大吟醸!

新政(秋田)六号酵母生誕80周年記念
純米大吟醸生原酒 【限定品】720ml ¥2500
もともと6号酵母は新政さんの蔵から
採取された酵母で、「新政酵母」ともいいます。
その当時(昭和5年)は、アル添や三増法が登場する以前の時代。
いわゆる「純米酒の時代」であり、また同時に
吟醸造りが実験的に醸され始めた時代でもありました。
そんな時代に生まれた唯一の酵母として、
また、この後に多く輩出するほぼ全ての酵母の祖として、
トータルバランスに優れた酵母といえます。

80年の時が流れた今、ふたたび日本酒に注目が集まっています。
多くの「はやりすたり」の波に惑わされない日本酒とは何か?
そのひとつの答えとなる酵母であり、お酒でしょう。
そしてもうひとつは創業以来、日本酒を
革新させ続ける宮城の銘醸蔵の実験醸造酒を。

一ノ蔵(宮城)リンゴ酸高生産性多酸酵母使用
純米大吟醸生原酒 【限定品】720ml 2800円
今、造り手の間で注目を集めている多酸系酵母。
特にこの「リンゴ酸高生産性多酸酵母」で醸した酒は
フルーティな香りを含み、ワインのような爽やかな
酸味が特徴です。
今回一ノ蔵さんでは純米大吟醸規格で実験醸造を行ないました。
(兵庫産山田錦35%精米!)
つまり蔵の最高峰酒と同等のスペックです。
そのおかげか甘みと酸味のバランスが良く、
口当たりの上品さと、後キレの素晴らしさは秀逸です。
本当にワインのように楽しみたいお酒です。
そして、この実験醸造酒を今回特別

分けてもらえる事になったのですが…
なんと実験酒という事で大サービス!
720mlで¥5000してもおかしくない
スペックのお酒がなんと¥2800

今回だけの醸造になるのか?
また今回だけの価格になるのか?
いずれも未定ということではありますが
お得であることには間違いありません!
どうですか?
歴史あるオリジンな酵母とこれから注目される酵母。
一見ベクトルは逆かもしれませんが、
どちらも美味しく楽しく飲んでもらいたい!という
蔵元さんの「思い」は同じものです。
そしてどちらもお酒の本来の重要な役割である、
食に寄り添い、飲むほどに盃を進めたくなるようなお酒です。
自分はこうやって日本酒の味わいやスタイルが
どんどん広がって、その場面に応じてみんなの
選択肢が増えるのをとてもステキな事だと思います


ダイマス・ブログのQRコードです♪