6月から、毎週木曜日が「着物の日」となりました。
4月29日に開始した「座売り」は、好評につき、現在も、20畳の畳が敷かれています。
当初より、お着物ファンが多かったのですが、「座売り」が始まってからは、ファンの皆様が平均して2時間程度は滞在され、別々に来られても共通の趣味から、お話が盛り上がっています。
e-cycleでは、当初より「服育サロン」など地域のコミュニケーションの場としても店舗が活用されることを目指していただけに嬉しいことです。
お客さまからも「楽しい」「何時間いても飽きない」と喜ばれており、遠方の方も「クチコミ」でこられています。
そこで、店長の提案で、毎週木曜日を「着物の日」として、新しい商品をお出しし、遠方の方がそれを目当てに来やすくしました。
実は、「着物コーナー」に、来られるお客様が増えたのには、ほかにも理由があります。
それは「師匠」の存在です。
オープン当初より、お着物を選ばれる方の多くが、何かしら、スタッフにコメントを求めることがありました。
それは、「似合う?」というものから、「素材は?」の確認から、コーディネートやTPOまで、幅広いものですが、スタッフと言っても、着物に関してはプロではありませんので、なかなかニーズに答えられませんでした。
そんな中登場したのが「師匠」です。
「師匠」と、スタッフは皆呼んでいますが、実は、「お客様」です。
最初は、着物を買われたり、衣類を持ち込まれたり、などでしたが、着物全般に関しての知識があり、何かとアドバイスいただいていました。
そして「座売り」の準備が始まり、とりあえず、在庫をすべて表に出してみて、その膨大な量に圧倒されるスタッフに、テキパキと指示され、自らも5時間以上かけて、すべての着物を並べてくれました。
以来、頼りないスタッフを心配し、毎日のように店に来られては、着物を整理もしてくださり、また、他のお客様の相談に乗ったり、着物を選んであげたりと、欠かせない存在となり、師匠にアドバイスされたお客さまもとても喜ばれています。
本気で、スタッフになっていただきたいと思いましたが、「楽しみのために来ている」と固辞され、ずっとボランティアです。
これまでずっとボランティア活動をしてきた私たちですが、逆にボランティアしていただくのは初めてです。
毎週木曜日には、かなりの高確率で「師匠」に会えますので、ぜひお越しください。
★我が家の「提供できます」リスト (http://www7b.biglobe.ne.jp/~e-cycle/event/shienlist.pdf )
<問い合わせ先>
ユーズドショップ e-cycle
〒791-8061 松山市三津三丁目5番40号 ピコア21内
電話 080-2987-1129 または 090-9557-7594(衣サイクル研究会)
<場所>